結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2024年08月10日(土曜日)

ウクライナ戦役の反転攻勢とパリ五輪の3つの金メダル

オリンピックも終幕が近づいた。

日本のアスリートたちを、
心底、見直した。

前にも書いたが、
ざっくり言えば私たちの世代は、
イザという時に弱かった。

内弁慶などと言われたし、
自分たちもそう思っていた。

それが今回のパリのメダリストたちは、
そのイザというときに自分の力を発揮した。

メダルを獲れなくとも、
自分なりの成果をしっかりと上げた。

日本人のDNAが変わったのか、
あるいはその呪縛が解かれたのか。

男子マラソンの赤﨑暁、
2時間7分32秒で6位入賞。
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凄い走りだった。
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優勝はエチオピアのタミラト・トラ。
2時間6分26秒、オリンピックレコード。
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それでも赤﨑は凄かった。

男子400mリレーは、
決勝で37秒78の5位。
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スポーツクライミング複合、
男子の安楽宙斗は銀メダル。
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女子の森秋彩は4位。

卓球の早田ひなのは、
リストを怪我しても銀メダルを獲った。
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張本美和は中国選手と戦いながら、
目に見える如く成長し、進化した。

それ以外にも、
凄い場面を私たちは見せてもらった。

感動した。

そしてオリンピックは、
人間の人種のことを考えさせられた。

アメリカのメダル量産は、
ブラックアメリカンによって成し遂げられた。

イギリスもフランスもドイツも、
陸上などの種目はアフリカ系が成果を上げた。

日本でもハーフの選手がいなかったら、
陸上もサッカーもあれだけの成果は上げられなかった。
そしてそれを自然に受け入れる風土が、
私たちの中に生まれてきている。

中国人も世界各国で活躍した。
韓国人もいろいろな国に同化していた。
日本人もそれは同じだ。

ユダヤ人となると、
もう長い間、世界民族である。

そこにイスラムの世界化が加わる。

オリンピックは、
そんなことを確認できる場として貴重である。

スポーツは人種の面において世界化している。
それはグローバルスタンダードではない。

「仕事や安全やより良い未来を求めて、
ますます多くの人がますます多くの国境を
越えるようになった」
ユヴァル・ノア・ハラリ。
21Lessons

移民や難民という問題には、
深刻な矛盾が内在するが、
スポーツはそれを超えさせてくれる。

しかし、ウクライナ戦線。
戦闘が続く。
ウクライナ軍が形勢逆転への賭けに出た。

ロシア西部クルスク州に侵攻。
さらに進軍を続ける。

「ウクライナ軍は驚かせる方法も、
成果をあげる方法も知っている」
ウラジーミル・ゼレンスキー大統領。

ウクライナ軍は国境から15kmを超えて進軍した。

ロシア軍はクルスク州などの国境防衛は、
脆弱な状態で放置していた。

それに対してウクライナ軍は、
奇襲のために周到な準備をして臨んだ。

この奇襲作戦は、
今後の停戦交渉をにらんでいる。

戦争の長期化によって、
国内の「厭戦(えんせん)機運」も高まっている。

欧米各国は今回の奇襲攻撃に対して、
理解を表明した。

米国務省のミラー報道官。
「我々の政策に反していない」

クルスク州の占拠は、
一定の成果を上げるのか。

停戦に向けて有利に働くのか。

この間もパリでは、
ウクライナ選手団が活躍している。

今大会には140人の選手が派遣されていて、
夏のオリンピックでは過去最少。

それでも金メダルを3つ獲得。
銀メダル4、銅メダル4の成果を上げている。

まずフェンシング女子サーブル団体。
準決勝で日本を破ったウクライナが、
韓国を仕留めて金メダルを獲得。
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団体では世界ランキング3位。

女子サーブル個人では、
オリハ・ハルラン選手が銅メダルを獲得。
団体では3人のチームワークが働いて、
最終の第9試合でハルランが連続ポイントで逆転。
45対42で勝利。
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ハルラン選手。
「ロシアによる軍事侵攻が始まって以降、
戦闘が続くこの困難な時代は間違いなく
ウクライナにとって最悪のときだが、
この金メダルで何か少しでも
喜びを届けられるのではないかと思う」

マシュク選手。
「希望がない時代でも私たちは
信じて前に進むことができると証明できた。
今夜、不可能を可能にすることができたと思う」

一方、陸上女子走り高跳び。
ヤロスラワ・マフチフ選手、22歳。
世界記録を37年ぶりに更新して金メダル。
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マフチフ選手は競技の合間に、
寝袋に入って横になっていた。
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走り高跳びでは待ち時間が長くなる。
血流を良くして体の柔軟性を保つ効果がある。

寝袋は雨が降っても、
「外で寝転ぶことができるのでおすすめ」と話す。

「ウクライナがあらゆるところで
戦い続けていることを
世界の人に知らせる機会になったと思う」

そしてボクシング男子80キロ級決勝。
オレクサンドル・ヒズニャクが、
カザフスタンのヌルベク・オラルバイを破って、
金メダルを獲得した。

ヒズニャクは東京五輪のミドル級で、
銀メダルを獲得した。

自分の国では戦闘が続く。
帰国すればまた落ち着かない毎日だろう。

それでも寝袋で休みつつ、
体調を整え、精神を統一して、
世界記録を更新する。

スポーツは、
グローバル化とナショナリズムを、
どちらも私たちに見せてくれる。

ハラリは言う。
「私たちは進退窮まっているようだ」

しかしスポーツエリートたちが、
未来へのかすかな突破口を示してくれている。

〈結城義晴〉

2024年08月09日(金曜日)

商人舎8月号「商売のヒント」とパリ五輪のイノベーション

月刊商人舎8月号。
通巻136号。
刷り上がってきました。
嬉しい瞬間です。
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特集は、
’24商売のヒント
経営と営業のテーマ資源「チョットいい話」実例集

[Cover Message]
商売のヒント。実例を集めてみました。一つひとつが「チョットいい話」ばかり。しかしここから大きなイノベーションが生まれるかもしれない。新聞や雑誌の小さなコラムからも、企業が発信するニュースリリースからも、売場を歩いていて目に留まった商品やサービスからも、そして法律の改正やさまざまなルールの変更からも、経営と営業のテーマ資源を見つけることができる。テーマは商売にとって、最大の資源である。それを買う人たちが歓喜し、働く人たちが躍動するような、本格的な革新につなげてほしい。2024年商売のヒント、いざ、お届けしよう。

その表紙。
素晴らしい。
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デザイナーの七海真理さん。
注文もしないのに、
カラーリングに意図を込めてくれた。

白と赤(桃色)、青と黄、黒。
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そう、パリオリンピックの色です。
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みなさんも、8月号を、
楽しんでください。

凄いデザイナーというものは、
なんでもテーマにしようと考えている。
そう思った。

ありがとう。

雑誌の内容は、以下。
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商売のヒントが18ケース並んでいる。
実例はそれぞれのケースごとに、
3例から5例が記してある。

短い事例だ。

だから読みっぱなしにしないでほしい。
何か一つでも、やってみようと考えて、
実行に移してほしい。

その際の注意点は、
[特集のまえがき]に書いておいた。
「小さなイノベーションを起こせ!」

そして[Message of August]

問題解決せよ。

ルネ・デカルト、近代哲学の父。
難問に際しては、
「よりよく解くために、
必要なだけの小部分に分割すること」

「もっとも単純で
もっとも認識しやすいものから始めて、
少しずつ、
階段を昇るように」

まず必要なものだけ小さく分ける。
単純なものからスタートする。
わかりやすいことから始める。
階段を一段ずつ昇るように続ける。

ピーター・ドラッカー。
小さく始めよ。
シンプルさを貫け。
ケース・バイ・ケースで。

ウォルマートのサム・ウォルトンは、
しつこく言い続けた。
「Think small!」
「小さく考えよ!」

そのためには、
「Think one store at a time!」
「1度に1店ごとに考えよ!」
つまり1件ずつ検討せよ。

それを支えるために、
意思疎通せよ、意思疎通せよ。
神は現場にあり、地に耳をつけよ。
現場に責任を、そして権限を与えよ。

「商売のヒント」は、
ヒントで終わらせてはならない。
問題を解く手掛かりを、
問題解決に結びつけねばならない。

そこで結城義晴。
ひとつずつ、すこしずつ、いっぽずつ。
小さく・狭く・濃く・深く。
こまかく、きびしく、しつこく。
〈結城義晴〉
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今月の[編集後記]。
楽屋裏のささやきなので級数は小さく。

ウィークデーに毎日、商人舎流通スーパーニュースを配信していると、雑誌で特集にするほどのテーマではないけれど、いい話がたくさん出てくる。それを集めてみると、面白い。それが今月号だ。そしてベルクやアオキスーパー、マルトなどが熱心にそういう課題に取り組んでいることがわかった。うれしいことだ。頑張れ。(義)

友人たちと飲食店に行くとタイミングを合わせるように1970年代のポップスまたは90年代のEDMが流れる。当時、心身を揺さぶられた「昭和40年男」。AIが認証して世代にマッチした選曲をしているのか、と勝手に想像している。(恭)

むかーし、百貨店でアルバイトをしていた時、雨を知らせるオルゴール調の「Raindrops Keep Fallin’ on My Head♪」が流れていたのを思い出した。あれ、「I’m singing in the rain♪」だったか?(綾)

この夏の暑さは体に堪える。気象が異常なのか、わが身が老いたからか、あるいはその両方か。そんななか、18年物の冷蔵庫が遂に力尽きた。先ず冷蔵室から、そして野菜室へ…。何故か製氷室と冷凍室は撤去されたその日まで頑張ってくれた。(磯)

 今月号の商売のヒントは18事例となった。これだけ並ぶと、何か、ピピっと感じてもらえるものがあると思う。いや書き手としては思いたい。それにしても日本列島のこの暑さ。ご自愛の上、盆商戦、頑張ってください。(亀)

読者の皆さんは例外なく、
IDとパスワードをもっているはずです。
まずはそれを眺めてください。

雑誌は9日に発送して、
多分、月曜日の12日に手元に届くはず。
東京近隣ならば10日かもしれない。

楽しみにしてください。

全力特集です。

さて、パリ五輪。
もうあとわずか。

藤波朱理、20歳。
レスリング女子53キロ級で金メダル。
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圧倒的に強かった。

決勝戦の相手は、L.ジェペス グスマン。
エクアドルの23歳。
世界ランク1位。

何度もタックルを決めて点数を稼ぎ、
相手には一瞬のすきも見せず技を完封。
10-0のテクニカルスペリオリティ勝ち。

公式戦連勝記録は137に伸びた。

これだけ差がつくことは、
本当に珍しい。

女子レスリングフリースタイルは、
階級の体重差が以下のようになっている。
フリースタイル 50kg級
フリースタイル 53kg級
フリースタイル 57kg級
フリースタイル 62kg級
フリースタイル 68kg級
フリースタイル 76kg級

藤波は53kg級だが、
彼女があまりにも強すぎるので、
57kg級や50kg級にクラスを変更した有力選手が、
多いのではないか。

そんなことまで考えさせられるほど、
藤波朱理はイノベートしていた。

パリ五輪はもう終盤。
雑誌の表紙でシンパシーを表現できて、
チョット満足だ。

ありがとう。

〈結城義晴〉

2024年08月08日(木曜日)

南海トラフ[巨大地震注意]に対して冷静に恐れる。

「南海トラフ地震臨時情報」
[巨大地震注意]が発表された。

8日午後4時42分ごろ、
宮崎県沖の日向灘を震源とする地震があった。
宮崎県日南市南郷町で最大震度6弱。

震源は宮崎県の東南東30キロ付近、
震源の深さは30キロ、
マグニチュードは7.1。

気象庁は初の「南海トラフ地震臨時情報」を発信。
テレビでは各局とも緊急放送を繰り返した。

今後1週間は巨大地震に注意するように、
気象庁は呼び掛けている。

対象エリアは沖縄県から茨城県までの、
1都2府26県707市町村。

宮崎沖のマグニチュード7.1の地震は、
「南海トラフ地震」の想定震源域で発生した。
東海から九州の太平洋沖にかけて広がるエリアだ。

そこで「専門家による評価検討会」が招集された。

NHKの説明がわかりやすい。
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三つの段階によって、
三つの発表がなされる。

第1が「巨大地震[警戒]」
第2が「巨大地震[注意]」
第3が調査終了。

今回は第2の[注意]となった。

[注意]は1週間の間、
日頃の備えを再確認し、
必要に応じて自主避難する。

小売業やサービス業は、
防災マニュアルを確認して、
万一の場合に備えたい。

関西の店舗では、
南海トラフ[巨大地震注意]が発信されると、
ソフトドリンクや防災アイテムが、
売場から品切れするほど売れた。

宮崎市や宮崎県串間市、都城市では、
震度5強が観測された。

愛媛県宇和海沿岸や高知県、
大分県豊後水道沿岸などに
津波注意報が発表された。

宮崎県では50センチの津波が観測された。

トラフ(trough)は、
細長い海底盆地のこと。
深度が6000mより浅いもの。
深さ6000mを超える場合は、
海溝(trench)という。

南海トラフは、
四国の南の海底の水深4000m級のトラフのこと。
東は駿河トラフと呼ばれる駿河湾付近から、
西は九州からパラオ沖まで。

この南海トラフ沿いの地震は、
1944年の昭和東南海地震が、
マグニチュード8.2。
2年後の昭和南海地震が同8.4だった。

もっとさかのぼると、
1854年の安政東海地震はマグニチュード8.6。
約32時間後に安政南海地震が同8.7で発生。

専門家たちはこれを恐れている。

私たちも、
「冷静に恐れる」
原山優子東北大学名誉教授が、
コロナ禍の初期に発言した。

「それには信頼できる情報が欠かせない」

南海トラフ地震も同じだ。

地震列島に住む私たち。
人間の力の及ぶところではない。
人事を尽くして天命を待つ。

心からお見舞い申し上げる。

さて今日も横浜商人舎オフィス。

裏の遊歩道の緑が濃い。
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ランチはルーズ・カフェ。
オーガニック・キッチン。
山本恭広編集長と写真。IMG_5866 (002)

店内は明るい。
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レコードジャケットが飾られている。
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シャーデーの「love deluxe」
sadeはイギリスのバンド。
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8月に入ったと思ったら、
風邪をひいて38度の熱が出た。

月刊誌の責了のタイミングだったので、
1日半で熱を下げて復帰した。

我ながらまだまだ体力はある。
なんて、偉そうなことを思っていた。

そうしたら今日のランチのあとで、
また熱が出た。
頭もガンガンする。
熱中症なのかもしれない。

そこで夕方、早退して、
眠り続けた。

まるで現今の日本の株式相場のようだ。
暴落のあと反転。
そしてまた乱高下。

気管支炎なのか、
咳がぶり返した。

そんな時でも、
パリオリンピックでは、
日本選手団が活躍して、
私たちを力づけてくれる。
それは救いだ。

ありがとう。

私は養生します。

〈結城義晴〉

2024年08月07日(水曜日)

日経平均株価の歴史的乱高下と正岡子規と夏目漱石の夏休み

まだまだ暑いけれど、
暦の上では立秋です。

秋立つや一巻の書の読み残し
〈夏目漱石〉

夏目漱石は俳句もよくつくった。
何しろ正岡子規と親しかった。

さて株式相場。
月曜日が歴史的な暴落。
火曜日が歴史的な反転。

そして水曜日は歴史的な乱高下。
ジェットコースターのよう。

全体に反転したけれど、
最後に下落した前日の終値より、
さらに日経平均で553円安い、
3万4122円で取引が始まった。

そして900円超の下落。

しかし日本銀行の内田真一副総裁が、
「金融資本市場が不安定な状況で
利上げをすることはない」ときっぱり言った。
北海道・函館の講演。

すると一転、一時1100円超上昇。
上がったり下がったりのジェットコースター。

円相場は早朝に1ドル144円台だったものが、
147円台半ばまで急落。

平均株価は3万5464円61銭で終わった。
前日終値より789円15銭高かった。
前日比2.28%である。

小売業上場各社の株価も、
ある企業は上がり、ある企業は下がる。

この乱高下が続きそうだ。
徐々に粗さは治まってくるけれど、
3カ月ほどはこんな不安定な状況。

株式投資をやっている人は、
それこそ眠れない日々なのだろう。

今日は横浜商人舎オフィス。
毎月、トップの皆さんに、
最新号に添えて手書きのレターを贈る。

そのレターを書いた。

これは1989年に食品商業編集長に就任して、
しばらくしてから始めた。

販売革新編集長時代もやっていて、
㈱商人舎を創業したら、
「結城義晴ブログレビュー」という、
小冊子を月刊で編集して、
それに添え書きをした。

だから商業界の編集長時代は、
1989年から2002年夏まで14年間。
商人舎は2008年3月から今日までの15年間。

毎月のお便りは30年になるか。

手元に残しているという人も、
いるかもしれない。

夏目漱石の手紙ならば、
高く売れるかもしれないし、
博物館に展示されるかもしれない。

しかし結城義晴のレターは、
それほど価値はない。

それでも心を込めて手書きします。
これが届く人は楽しみにしてください。

夕方、東京・自由が丘。
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自撮りです。
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いつもの花屋。
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モンソーフルール。
パリの17区にモンソー公園がある。
その公園の一角のアパルトマン1階の花屋。
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それを自由が丘に出店した。

17区はパリ市の北西部の地区。
パリは中央部から時計回りに、
螺旋を描くように20区を区分する。

だから一番外側の16区から20区までが、
扇の一番の外周側となる。

17区の東隣は18区で、
ここにモンマルトルの丘がある。

西側は16区で、
ブーローニュの森につながっている。

そのモンソーフルール。
今はVacances d’été。
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お花すくい。
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パリとともに楽しむ夏休み。
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オリンピックをテレビで楽しんでいます。

フランス人たちバカンス期間は、
2~4週間が多い。

1936年にバカンス法が制定され、
労働者にも2週間の有給休暇の権利が付与された。
その後、バカンス法の期間は5週間となった。

だから夏休みは当たり前。

私の親しい友人の経営者は今、
ネパールで夏季休暇だそうだ。

別の若い経営者は、
家族を連れてパリ五輪に行った。

それが当たり前になるような時代が、
やってくるだろう。

休暇は長い。
精神のリフレッシュをする。
しかし働いているときは、
集中する。

そして生産性を上げる。

商人舎は9日間の夏季休暇となる。
今週の土曜日の8月10日から、
8月18日まで。

来年は2週間に挑戦しようか。
できないことはないと思う。

小さな組織なら、
それは可能だ。

大きな組織で役割分担をして将来は、
長期の夏季休暇がとれるようにしたいものだ。

夏休みの人と見えけり白鹿摺(しろがすり)
〈正岡子規〉

子規と漱石は1867年生まれの同年。
東京大学予備門の同窓で親しくなる。

1895年、28歳のころ、
漱石が松山で教師になったときに再会し、
52日間の同居生活をする。
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ともに夏休みも過ごしたのだろう。

子規は持病の労咳を悪化させていく。

1900年、文部省から派遣されて、
漱石はイギリスに留学する。

かの地からも手紙で交流を続けた。

子規は漱石からの報告を、
心待ちにしていた。

けれど漱石は英文学研究に行き詰っていた。

子規は1902年、34歳で早世してしまう。

漱石は処女作『吾輩は猫である』を、
子規が創刊した雑誌『ホトトギス』に発表。
これが文豪夏目漱石の出世作となった。

互いに高め合う、
そんな存在。

漱石は小説家として、
子規は俳人、歌人として、
日本を代表する存在となった。

1888年10月、
ゴッホとゴーギャンも、
フランス・アルルの黄色い家で、
共同生活を始めた。

こちらはゴッホが、
自分の耳を切り落とす事件を起こして、
終わってしまった。

しかし二人とも、
刺激し合うことで、
もっと高みを目指していた。

高め合う存在こそ、
あらまほしきものだ。

オリンピックを見ていると、
一人ひとりにそんな存在があるのだろうと、
想像してしまう。

できればそんな相手を、
あなたも見つけるべきだ。

〈結城義晴〉

2024年08月06日(火曜日)

広島原爆の日/日本株式「急反転」の「初戻しは売り」

広島原爆の日。

79年前の広島。
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今、その象徴となっているのが、
原爆死没者慰霊碑だ。
正式には「広島平和都市記念碑」。
丹下健三の設計。
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中央の石室に原爆死没者名簿。
石棺の正面に碑がある。

「安らかに眠って下さい 
過ちは繰返しませから」

「過ち」とは核の使用であり、
「繰り返さぬ」とはその禁止である。

ロシアのウクライナ侵略、
イスラエルのガザの虐殺、
そして核兵器による威嚇。

過ちは繰り返されようとしている。

繰り返すことに疑念を持たぬ為政者がいる。
彼らを孤立させようとする為政者もいる。

広島原爆の日に「繰り返さぬ」ことの、
意を固めたい。

さて、
大激震の株価暴落。
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4451円安。

翌日の今日6日は、
急反発。

東京証券取引所での、
日経平均株価の上げ幅は、
3217円高、10%増。
これも過去最大。

過去最大の下落のあと、
過去最大の上昇。

4451円下げて、
3217円上げた。
差し引き234円の下落か。

日経平均株価は終値3万4675円。

ファーストリテイリングは、
2850円高、7.81%増。
3万9320円。

やはりすごい戻しだ。

イオンは165円高、5.13%像。
3381円。

セブン&アイは、
94.5円高。5.87%増。
1703.5円。

不思議なことに、
ヤオコーは143円安、1.63%減。
8640円。

ライフコーポレーションは、
355円高、10.99%増。
3585円。

ベルクは戻した。
750円高、14.73%増。
5840円。

小売業はそうそう騒ぐことはない。

しかしなぜ歴史的な反転となったか。

第1に円相場は1ドル146円台に達した。
第2に米景気後退の過度な不安は少々解消された。
7月のサービス業景況感指数が少し良くなった。
第3に企業業績への信頼は揺らいでいない。

ただし、この株価反発が持続するかどうかは、
はっきりしない。

こんな株価の暴落に直面すると、
投資家たちは自信をなくし、萎縮する。

そして積極的にリスクを負わなくなる。
それが当たり前のことだ。

したがって株式市場の経験則として、
こんなときには数カ月間、
不安定な相場が続く。

1987年10月の米国ブラックマンデーの際は、
株価が安定したのは3カ月後だった。
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「初押しは買い、初戻しは売り」
相場格言の一つ。

「初押し」とは、
株価が低迷したあとで、
上昇を始めたときの最初の下落。
それは絶好の買いの場面である、という。

反対に「初戻し」は、
相場が下落を始めたときの最初の上昇。
このときは絶好の売り場面となる。

相場師でなければ、
これは知識レベルのものでいいだろう。

何事も格言通りにはいかない。

私たちにとって大事なのは、
この株価の乱高下が実体経済に、
どんな影響を与えるか。
そしてそれをどう考えるか。

株をもっていない人にとっては、
まるで関係のない話だろう。

しかし不安定な株式相場が続くと、
やはり社会不安は広がる。

そして消費は節約志向となる。

あまり望ましいことはない。
ただし変化の時だからこそ、
顧客の心理を読み解けば、
目の前には面白いチャンスが拓かれている。

さて、
スポーツ界は大盛況だ。

明日の立秋の日に、
夏の甲子園が開幕する。

メジャーリーグでは、
大谷翔平が34号ホームランを打った。
吉田正尚は4打数4安打。

やることはやる。
それが大谷だし、吉田だ。

それからもちろん、
パリ五輪。

体操男子種目別鉄棒で、
岡慎之助が金メダル。
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遡ると3つの金は、
1972年ミュンヘン五輪の加藤沢男以来。
懐かしい。

サッカーは男子も女子も、
ベスト8で敗退。
残念。

期待されたバスケットボールも、
男女ともに3連敗で敗退。

男子バレーボールは準々決勝で、
世界ランキング1位のイタリアに負けて敗退。

女子バレーボールは一次予選で敗退。

いずれも善戦したし、
全部見たわけではないが楽しませてもらった。
残念ながら世界トップとの差はある。

一方、フェンシングは大躍進。
一躍、世界の強豪国となった。
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フェンシングには3つのカテゴリーがある。
フルーレ、エペ、サーブル。
男子と女子でそれぞれに個人戦と団体戦がある。

つまりメダルは18個。

そのうち5個を獲得した。

金メダルが2つ、
男子エペの加納虹輝は日本初の個人金メダル、
男子団体フルーレも金メダル。
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銀は男子団体エぺ、
銅メダルは女子団体のフルーレとサーブル。

凄いことをやってのけた。

会場のグラン・パレは美しくて、
感動的だった。
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そして男子ゴルフは4日間の激戦の末、
松山英樹が根性の銅メダル。
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松山にしては珍しく、
感情をむき出しにして、
メダルを獲りに行った。

その気迫が良かった。

オリンピックという大会を、
松山英樹は凄く重く見ていた。
だからいつもクールな松山が、
ホットな闘士に変わった。

これからのレギュラートーナメントで、
松山英樹は大きく変わるに違いない。

それ以外にも銅メダルは、
卓球の早田ひなの。
image01 (2)

バドミントンの松山奈未/志田千陽組。
image01 (3)

オリンピックは人間を変える。
変わることは成長である。

寄り添って見守る人間たちにとっても、
それは人生の喜びである。

〈結城義晴〉

2024年08月05日(月曜日)

土用二の丑に「歴史的株価暴落」と上場小売業株価変動の平常心

Everyone, Good Monday!
[2024vol㉜]

2024年第32週。
8月第2週。

月曜の今日は土用二の丑。

水曜の7日は立秋。

そよりともせいで秋たつ事かいの
〈上島鬼貫(うえじまおにつら)〉

「東の芭蕉・西の鬼貫」と称された、
江戸中期の俳諧師、伊丹出身。

そよりとも風が吹かないけれど、
立秋だなどと言うのかいな。

関西人らしいユーモアも。

立秋が過ぎると翌週はお盆。
盆商戦が待っている。

週が明けると盆の前に大激震。

歴史的株価の暴落。
202306_yuuki (2)

東京株式市場の日経平均株価は、
前週末比4451円安。

終値3万1458円。

これまでの史上最大の株価下落は、
1987年10月20日(火)だった。

前日の10月19日(月)に、
米国の株価が歴史的な暴落をした。
ブラックマンデー。

ダウ工業株30種平均は、
1日の取引で508ドル下落した。
これは22.6%減となった。

アメリカは「双子の赤字」を抱えていた。
財政赤字と貿易赤字。
そこにドル安。
そしてインフレ懸念が浮上。

ニューヨーク市場の暴落が、
全世界に波及して、
各国で同時株安に陥った。

日本でも翌日の10月20日(火)に、
日経平均株価が3836円安となった。

このときは比率にすると、
前日比14.6%の下落だった。

今回の4451円安は12.4%。

原因は米国の景気後退の警戒感のなかで、
証券市場の参加者全員が売りに動いて、
売りに拍車がかかった。

海外の機関投資家やヘッジファンド、
個人投資家も売りに売った。

東証プライム市場ではほぼ全面安。

東証プライムの売買代金は、
概算で7兆9674億円。
過去最大。
202406_dai2bu-768x430

小売業で見れば、
ファーストリテイリングは、
3870円の下落、9.59%。
3万6470円となった。

イオンは140円の下落で、4.17%。
3216円となった。

一方、
セブン&アイ・ホールディングス
182円の下落(マイナス10.16%)で、
1609円。

ドン・キホーテのPPIH
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス。
459円ダウン(マイナス13.00%)、
3071円。

今、上位3社の株価は、
イオン、PPIH、セブンの順だ。

ヤマダホールディングスは、
32.40円の下落(マイナス7.43%)、
そして株価は403円50銭。

総合スーパー中心の3社。

イズミは263円安(7.57%減)、株価は3212円。
平和堂は183円安(7.82%減)、2157円。
沖縄のサンエーは250円安(5.09%減)、
株価は4660円と高い。

スーパーマーケット各社。

ヤオコーは66円安(マイナス0.75%)。
下げ幅は1%を切って、少なかった。
株価は8783円。

ライフコーポレーションは、
225円下落(マイナス6.51%)、
3230円。

ライフの株価はイオンやPPIHと並んでいる。

北海道のアークスは、
152円安(5.83%減)、2454円。

ベルクは1000円の下落(16.42%減)、
これは下落率も高かった。
株価も5090円。

規模は小さいが、
広島のハローズは570円安(13.33%減)、
3705円。

ドラッグストアでは、
ツルハホールディングス
679円下落(マイナス7.73%)で8103円。

ウエルシアホールディングスは、
87円安(4.41%減)で1884円。

そして、
マツキヨココカラ&カンパニー
173円安(7.71%減)で2071円。

ニトリホールディングスは、
110安(0.63%減)とヤオコーと並んで、
下落幅が少なかった。
株価は1万7475円。

3月21日にグロース市場に上場したばかりの、
トライアルホールディングスは、
210円安(8.27%減)で下落幅は大きくはない。
株価は2328円だ。

ファーストリテイリングはもちろん、
株価も断トツに高いから、
下落幅も大きかった。

ベルクが1000円の下落で16.42%減は、
プライム市場の企業全体の平均を上回る。

ヤオコーとニトリが、
1%を切る下落幅で、
市場からの信頼が厚いことを示した。

歴史的株価暴落で、
小売業の株価は比較的安定していた。

一方、東京外国為替市場では、
対ドルの円相場は一時1ドル141円台まで急伸した。

「株売り・円買い」が加速した。

まだまだ予断は許されない。

しかし のちのちこの歴史的暴落の日は、
何と呼ばれるのだろう。
「パリ五輪ブラックマンデー?」

株価が急速に下がれば、
上場企業の買収案件は加速される。

では、みなさん、今週も、
今こそ、平常心。

Good Monday!

〈結城義晴〉

2024年08月04日(日曜日)

パリ五輪柔道の負けるための「躾」と負けないための「technigue」

熱は急に下がった。
医者の処方薬は凄い効き目だ。

日曜日の朝には36.6℃、
午後には36.3℃まで下がった。

そこで会社に出た。

私がいないので、
月刊商人舎8月号が、
最後のところでストップしてしまった。

それを夜までに、みんなで仕上げた。

意外に面白い雑誌ができ上った。
本当に期待してください。

それにしてもパリ五輪。
団体混合柔道。

まずは銀メダル、おめでとう。

選ばれた柔道家たちは、
本当によくやった。

そしてフランス代表との決勝戦は、
惜しかった。

3対3の同点で、最後の決戦は、
抽選で最重量級の戦いとなった。
IMG_5824 (002)

相手はテディ・リネール。
フランスの英雄、35歳。
今大会の聖火リレーの最終ランナーとなった。

身長204cm、体重150kg。
男子100キロ超級で世界ランキング1位。

オリンピックには、
2008年から5回連続出場。

5つの金メダル、2つの銅メダルを獲得。
100キロ超級では、
2012年のロンドンで金、
2016年のリオデジャネイロで金、
そしてパリで金。

混合団体では、
前回の2020年東京で金。
IMG_5827 (002)

対する日本は斉藤立(たつる)。
身長191cm、体重170kg。22歳。

オリンピックは初出場。

父親は故斉藤仁(ひとし)。
ロスとソウルのオリンピックで、
95キロ超級の金メダリスト。
OSK

国士舘大学体育学部教授、
同大学柔道部監督、
全日本代表監督。

現在の指導者たちからも、
「斉藤先生」と呼ばれる。

1961年生まれで2015年、54歳で没。

1957年生まれの山下泰裕の4歳年下で、
いつも割を食った。

熊本出身の山下、青森出身の斉藤、
東海大の山下、国士舘の斉藤。

山下が太陽ならば、斉藤は月だった。

立はその次男として、
姿かたちもそっくり。
大いに期待された。

リネールとは、
団体戦の本割で対戦し、
思うような組手を得られず、
しかも懐の深い防御に苦しんだ。
IMG_5833 (002)
最後に内股で投げられ、負けた。

代表戦の決戦でもリネールを大いに苦しめたが、
最後は大内刈りで一本を取られた。
IMG_5839 (002)
二人には実力の差があった。

しかし混合団体のチーム対戦では、
勝つチャンスがあった。

第1戦は男子90kg級金メダルの村尾三四郎が、
切れ味鋭い大内刈りで見事に勝った。

第2戦は女子70kg超級の髙山莉加が、
圧倒的な体力差のロマヌ・ディッコを、
これしかないという一瞬のタイミングで、
大内刈りに仕留めた。
巨漢のディッコが、
スローモーションで倒れた。

第3戦の男子90kg超級は、
斉藤がリネールに負けた。

第4戦の角田夏実は、
2階級上のサラ レオニー・シジクを、
巴投げで畳に沈めた。
シジクは57kg級銅メダリスト。
見事な金星だった。

ここまで3対1で圧倒的に有利だった。

第5戦が阿部一二三。
こちらは66kg級金メダリスト、
日本の英雄。

相手はジョアンバンジャマン・ギャバ。
73kg級銀メダリスト。
IMG_5820 (004)

6kgの体重差をもろともせず、
技をかけ続けて優勢を維持した。

しかしギャバは技を掛けられても、
投げられる瞬間にうしろ向きになって、
防御する。

この防御が素早かった。

結局、変形肩車で負けた。

第5戦の日本は女子70kg級の髙市未来、
フランスは同級のクラリス・アグベニェヌ。
63kg級銅メダリスト。

この対戦でも髙市が技をかけ続けた。
それをことごとく、
クラシスは裏返って防御した。

こちらも疲れたところを、
外巻き込みで技ありを取られて負けた。

本当に惜しかった。

阿部か髙市のどちらかの技が決まっていたら、
日本に団体の金メダルがもたらされた。

しかし、仕方がない。

私は中学と高校の6年間、
毎週1時間、柔道の授業を受けた。
もちろん自分の柔道着をもっていた。

学校の大方針は「紳士たれ」。
そこで全生徒が柔道を学んだ。

その柔道の授業で、
一番最初に教育され訓練されたのが、
受け身である。

受け身の防御を完全にマスターしてから、
投げ技、寝技の攻撃を教えられる。

私はこの受け身が好きだったし、
上手かったと思う。
体操部だったので、
前方回転の受け身など、
いつも模範をさせられた。

安全性の担保という意味もあるだろう。
受け身は投げられても、
怪我をしないためのものだ。

それが日本の柔道の基本精神だと教わった。

しかし今回、
このパリ五輪の混合団体を見ていて、
フランスのJUDOは、
受け身よりも裏返って逃げる技を、
子供のころから教えているのではないかと思った。

あるいは成長して、
試合をやるようになってからは、
徹底して逃げ技を訓練するのではないか。

日本の柔道の受け身は、
負けるための躾である。
フランスのJUDOの逃げ技は、
負けないためのテクノロジーだ。

ここに大きな違いがあるのではないか。

もちろん日本のトップ柔道家たちは、
逃げ技も完璧にこなす。

一二三は天才的だ。

しかし柔道界全体に、
負けるための受け身を教えるという面が、
ありはしないか。

それを考える必要がある。
いやそれを知っておく必要がある。

本家とかお家芸とかの意識を一度捨てて、
現在の柔道の在り様を見つめ直す。

そこから次の柔道界が生まれると思う。
柔道の現代化である。

斉藤立はもっともっと筋トレが必要だ。

父親は180cm、143kg。
巨体ながら何mも逆立ちで歩いた。

そんなフィジカルをもつことだ。

素人爺の勝手な言い分、
お許しいただきたい。

それでも素晴らしい日本の柔道だった。
真夜中まで堪能した。
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ありがとう。

〈結城義晴〉

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