結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2024年02月11日(日曜日)

ロピア研修第3団の2日目はニュージャージーとブロードウェイ

日本は建国記念の日。
その3連休。

建国記念の日の祝日は、
戦前までは「紀元節」だった。

その紀元節は、
「日本書紀」で神武天皇が即位した日とされる。
神話の世界の話だが紀元前660年1月1日。
これは旧暦だから、明治時代になって、
グレゴリオ暦に変えて2月11日となった。

だから建国記念の日は、
中国などで行われる「春節」と近い。
春節は旧暦の元日である。
今年の春節は2月10日。

アメリカでも中国人の多いエリアでは、
春節をプロモーションテーマにする。

ザ・ニューヨーカー・ウィズダム。
今年のロピア研修会の宿泊ホテル。
ミッドタウンにあって、
ペンシルバニア駅があり、
マディソンスクエアガーデンがある。
メイシーズ本店も近くにある。
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2階のホールで、
朝8時から最初の講義。

初めにロピアの経営理念の唱和、
そして接客七大用語。IMG_2806

ロピアでは社員が集合したときに、
必ずこの唱和が行われる。IMG_2807

リーダー役が先導して、
そのあとで全員が繰り返す。IMG_2810

唱和が終わると、
結城義晴の第1回講義。IMG_2816

まず米国小売業から学ぶために、
知っておかねばならないことを説明する。

それから視察店舗の企業の特長。
そしてその位置づけ。IMG_2827

10時までの2時間講義。
ロピアの企業コンセプトや、
ストアフォーマットと絡めて、
結城義晴の戦略論を語る。IMG_2835

10時に講義を終えると専用バスに乗り込む。
ハドソン川をくぐって、
ニュージャージー州へ。

ウェグマンズ。IMG_2995

青果部門の導入部には、
バレンタインプロモーション。 IMG_2970

一丁目一番地の売場で、
強烈なファーストインプレッションを与える。
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バルーンを使って、切り花を売り込む。IMG_2922

 

カットフルーツコーナーでも、
バレンタインがテーマ。 IMG_2890

もう一つの販促テーマは、
スーパーボウル。
アメリカンフットボールのNFLで、
2023年シーズンの年間王者を決定する。
ウェグマンズの合言葉は「For the Win」

明日の2月11日に行われる。
全米ナンバー1のスポーツイベントだ。
58回目を迎えて、
すべてのアメリカ人が、
このイベントを楽しむ。
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スタジアムで楽しめる人はほんの一握り。
大抵は家でTV観賞する。
その際のデリや調理済み食品、
スナックなどを品揃えする。IMG_2958

サンドイッチの大容量サイズ。
大きな丸型容器に、
花が開いたように盛り付ける。IMG_2959

ミールキットメニューを揃える。
焼くだけ、あるいはオーブンに入れるだけ。
しかも、ファミリーパックサイズ。IMG_2886

スナック売場のスーパーボウルの仕掛け。IMG_2080

足元はフィールドコートの演出。IMG_2081

レジにもバルーンを掲げて、
プロモーションを盛り上げる。IMG_2924

私たちはリカーショップで、
インタビュー。
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店長はいわく、
「今、トレンドはビールのカクテル」。
それを試飲をさせてくれた。IMG_2980

全員でウェグマンズのロゴの前で記念撮影。IMG_2989

やはりウェグマンズはいい。
大満足。
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車内ではオレオクッキーと、
オレオ仕様のウェグマンズのPBを試食。IMG_2999

ショップライト。
ボランタリーチェーンだが、
この店はその中でも最高峰。IMG_3001

入口を入った導入部ではやはり、
スーパーボウルのプロモーション。IMG_2086

「Great For Game Day」
サンドイッチやチキンウィング。IMG_2087

アメフトボールの形をしたケーキ。
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売場に入ると、
バレンタインプロモーション。IMG_2092

インストアベーカリーでも
華やかなプレゼンテーション。IMG_2093

スーパーボール向けのカップケーキ。
丁寧な商品づくりだ。IMG_E3011

青果部門はウェグマンズほどではないが、
力の入った品ぞろえだ。
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私はランチにスモークブリスケットを、
ハーフポンド注文した。IMG_2098

スライスしてもらって、
イートインスペースで寿司と食べた。
醤油をかけたらうまかった。IMG_3019

ショップ&ライトの向かい側に、
リドル。
ドイツのボックスストア。
リミテッドアソートメントストアで、
アルディのライバル。IMG_2129
格安のプライベートブランドを開発する。

入口ではこちらもスーパーボウル販促。IMG_3022

さらに入ると、
バレンタインのブーケ。
ボックスストアでも、
プロモーションテーマをしっかり打ち出す。IMG_3023

売場の導入部にあるのが、
インストアベーカリー。
オリジナルの什器で販売する。
団員たちは購入して試食。

1個が79セント、89セント。
結構うまい。
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今週のお買い得品コーナーで、
バレンタインチョコの展開。IMG_2118

アルディよりも生鮮が充実している。
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店の真ん中には平台の非食品売場。
水曜日に新商品が届く。
それらはすべて、
売り切れ御免のポップアップ販売。
これがリドルの特長だ。IMG_21243

さらに、
ストップ&ショップ。
東海岸のローカルチェーン。
オランダのアホールドデレーズに買収された。

ニューヨーク市では、
ショップライトに次いで、
2位の市場シェアをもつ。IMG_2130

入口の切り花はもちろん、
バレンタイン。
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しかし売場には割引セールのPOPが氾濫。

1個買えば、1個タダでもらえる販促。
コンベンショナルなスーパーマーケットが、
ほかにやることがないから展開する売り方だ。IMG_2134

エブリデーロープライスの後ろでは、
セール、セールのPOP。
自己矛盾。
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こちらの売場は、
カテゴリーごと欠品だらけ。
補充もされていない。IMG_2148

コンベンショナルなスーパーマーケット視察も、
とんがりの意味を考えるときに役に立つ。

マンハッタンに戻る前に、ちょっと観光。
対岸の摩天楼が見えるハミルトンパーク。IMG_2158

ラブラブロピア♪で記念写真。IMG_3054 - frame at 0m3s

マンハッタンに戻って、
アッパータウンへ。
ブロード沿いの店舗を見て回る。

ゼイバース。
たった1店舗だけだが、
常連顧客に支えられて繁盛している。IMG_3057

入口のささやかなバレンタイン向けの切り花。IMG_3061

チョコレートコーナー。
棚に赤いハート形のモチーフを飾るだけ。
シンプルだ。
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バレンタインもスーパーボウルも、
あまり意識していない。
いつものゼイバースだ。

世界中から集められたチーズの売場は圧巻。IMG_2165

フィッシュスモークが特徴。
ゼイバースの強みの一つだ。IMG_2168

パンの種類も豊富。IMG_2169

2階にキッチン用品などの雑貨を品揃えする。
階段の踊り場では、
ゼイバースブランド商品を陳列。
エコバックやマグカップ。IMG_2161

団員たちも、
お土産としてずいぶん購入していた。

隣接しているゼイバースカフェ。
ここでも団員たちが行列している。
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少し南下すると、
シタレラ。
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ニューヨークデリを対面で販売する。IMG_2177

魚屋出身とあって、
魚種も豊富だ。
もちろん対面販売。

魚のしっぽだけデザインされた壁面が面白い。IMG_2180

対面のミート売場。IMG_2181

団員からは「値段が高い」の声。
その通り。

アッパータウンの高所得者層を、
メイン顧客にして生き残る。

シタレラと並ぶように、
フェアウェイマーケット。IMG_3086

店舗の外側、道路に面して、
簡単な囲いを付けて、
お買い得品コーナーを設ける。IMG_2182

切り花もこの一角にある。IMG_3103

フェアウェイは青果が強い。
しかし10年前に比べると、
ずいぶん商品陳列量が減った。IMG_2184

対面のデリ売場。
シタレラとも違う、
独特の味付けで競い合う。
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量り売りのオリーブバー。
これだけの種類を揃える。IMG_2191

棚には商品がぎっしり。
ニューヨーカーの多様なニーズに応える。IMG_2193

シタレラが高所得者狙いなら、
フェアウェイマーケットは幅広い客層を狙う。

最後の視察店は
トレーダー・ジョー。IMG_3105

地下1階・2階の2層店舗。
トレーダー・ジョーが出店して、
周辺のスーパーマーケットは、
大きな影響を受けた。
このエリアの一番店だ。

地下1階の青果売場の先頭に、
バレンタインブーケ。IMG_3111

ベーカリー売場のバレンタインコーナー。
チョコやクッキーなどが並ぶ。IMG_3114

壁面のイラストが変わった。IMG_22044


夕方5時ごろになると、
冷凍食品は品切れを起こしてくる。

それでも一番人気は欠品させない。
「殿堂入り」したマンダリンチキンオレンジ。
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ゼイバースもトレーダー・ジョーも、
スーパーボウルやバレンタインの販促は、
控えめだ。

隣のデュアンリード。
ニューヨーク発祥のドラッグストアチェーン。
現在はウォルグリーン傘下。IMG_2217

アメリカのドラッグストアは、
日本のコンビニエンスストアの役割を兼ねる。

1階のコンビニ売場には、
ちょっとだけバルーンを揚げて、
バレンタイン販促。
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視察研修2日目はニュージャージーから、
マンハッタンまで。

今日は最高気温が15度で春のような陽気。
視察日和だった。

夜は団長の井上裕一さんを囲んで
日本食レストランで会食。
井上さんはロピア九州営業本部長。
コーディネーターの浅野秀二さん、
現地ガイドの富澤由紀子さんと、
商人舎GM亀谷しづえの5人。IMG_3130

朝の講義から始まって、
車中講義を続けた、長い1日だった。
少し疲れた。

それでも充実したロピアNYC研修。
一人ひとりが目に見えるように成長している。

〈結城義晴〉

2024年02月10日(土曜日)

ロピアのイトーヨーカ堂店舗事業継承とNYC研修第3陣の初日

ロピアは2015年から、
アメリカ研修を継続している。
いつも1月から2月。

チーフ以上の全員が、
例外なくニューヨークを学ぶ。

アメリカの大都市圏で、
どんなポジショニング競争が展開されているか。
どんなイノベーションが起こっているか。
そのスピード感はどれくらいか。

それを学ぶ。

日本では話題騒然。
商人舎流通SuperNews。
イトーヨーカ堂news|
北海道·東北·信越の10店舗をロピア、ベニマルに事業承継

イトーヨーカ堂の撤収作戦。
北海道・東北・信越エリア。
ロピアを運営する㈱OICグループに、
北海道の屯田店、琴似店、
青森県の青森店、弘前店、
岩手県の花巻店が事業継承される。
新潟県の丸大新潟店は株式譲渡される。
長野県のアリオ上田店には、
2025年2月頃、ロピアが出店する。

ヨークベニマルには、
宮城県の石巻あけぼの店が、
2025 年3月頃、事業継承される。

ダイイチは、
北海道のアリオ札幌店食品売場に、
2025 年3月頃出店する。
アリオは営業を継続する。

とくにOICグループは、
6店舗の事業を継承し、
アリオ上田には出店する。

ロピアの成長の勢いが増してくる。

羽田を飛び立った私たちは、
12時間ほどのフライト。

ブログを書いて、
映画を4本くらい見て、
二度食事をすると、
朝日が昇ってくる。
美しい。
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眼下には雪景色。
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予定よりも早く、
JFケネディ空港に到着。

今年のロピア研修第3陣。

1月に第1陣、第2陣の総勢80名ほどを、
コーディネートし、引率した。
2月は9日から17日まで、
第3陣と第4陣を引率する。

すぐに専用バスに乗り込み、
視察がスタート。

ウォルマート。
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直近の2023年1月の年商は、
61億1289万ドル。
1ドル150円換算ならば、92兆6934億円。

日本の国会予算は、
2023年度の一般会計が114兆円だが、
それに近い数値を売り上げる。

小売業世界第1位にして、
世界ナンバー1の売上高を誇る企業だ。

このニューヨーク郊外の、
パワーセンター内のこの店は大繁盛店。
金曜日の昼過ぎ、
カートがこれだけしか残っていない。
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よく顧客が入っている。
金曜日の昼前。
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団員たちはそれぞれに
店内を視察する。
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ランチ用に対面売場でデリを購入。IMG_2644

現地JTBスタッフの富澤由紀子さんが、
サポートしてくれて、
無事購入。
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バレンタインプロモーション。
ウォルマートは催事に強い。IMG_1987

バイク売場。
アメリカで一番自転車を売る企業。
特徴的な陳列什器。
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フィッシング関連のコーナーも、
品ぞろえが充実している。
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そして売場では、
オンライン販売のピックアップカート。IMG_1997

ウォルマートは、
プラスチックのショッピングバッグを中止した。
代わりにオリジナルのエコバッグを販売する。
1月に来店したときはにはなかった。

結構、顧客が購入して使用していた。
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1時間の視察を終え、全員で記念撮影。
いつものように、指示をする。IMG_2646

手でハートマーク。
ラブラブロピア♪
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ターゲット。
こちらもパワーセンター内の核店舗。
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ウォルマートと同じ業態展開で、
ウォルマートとの違いを鮮明にして、対峙する。
年商1091億2000万ドル。
16兆3680億円。

入口右手のCVSファーマシー。
2015年に、
インストアファーマシーとクリニック部門を、
CVSヘルスに19億ドルで売却。
アライアンス関係を築く。
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この店はディスカウントストア。
だから青果は絞り込まれている。IMG_2660

入口正面にある「Target Elevate」。
働く女性たちのための、
ビューティ売場。
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ターゲットはアパレルが強い。
母娘のコーディネート。
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そして真っ赤なレジ。
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カーブサイドピックアップは、
オンライン上で注文した商品を、
店舗の駐車場で受け取ることができる

その専用駐車場「ドライブアップ」IMG_2732

米国でもコロナパンデミックを経て、
ネットスーパーの需要が急速に伸びた。

団員たち質問に答えながら、
ターゲットを後にする。
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隣接するパワーセンターには、
アルディ。
ドイツのボックスストア。IMG_2748

本体も非上場企業で、
アメリカのアルディも非上場。
2300店の規模になった。

1万平方フィート(281坪)の小型店。
PBが95%を占める。

1000店を超え、2000店を超えると、
利益も出て、品ぞろえも拡大され、
最近は3000SKUにまで拡大している。IMG_2747

壁面のカラフルなパネルなど、
店内は洗練されてきた。
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副店長にインタビュー。
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通訳は浅野秀二先生。

この店は電子棚札を導入したばかり。
効率的な運営になったと、
副店長は胸を張った。
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全員で記念写真。
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ロピアのマ秀コット「ロピタ君」をプレゼント。
喜んでくれた。
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小一時間ほどかけてブルックリンへ。

トレーダー・ジョー。
アルディ傘下の大人気チェーン。
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レジのそばで試食が復活していた。
ポップアップの簡易な試食台だが、
復活は嬉しい。

ドライイチジクとチーズ。
早速試食。

おいしかったので土産で購入。
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この店は銀行の跡に出店した。
だから天井は高く、快適な売場空間。IMG_2054

2列に並ばせて順番に案内する、
銀行方式のレジ。
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店頭にあった菊の鉢植え。
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上段のマネーツリー。
春節をターゲットにした品ぞろえだ。
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初日最後の視察店は、
ホールフーズ環境対策店。

2階に水耕栽培の温室「ゴッサムグリーン」がある。
収穫した野菜は店内で販売する。
究極の地産地消。
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入口を入ると広い風防室。
上を見上げると温室が見える。IMG_2795

美しいプレゼンテーションの青果売場。
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導入部では平ケースで、
チキンウィングのパックを販売。
スーパーボウルをTVで楽しむ人たちに向けて、
チキンの提案。
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青果を抜けるフィッシュマーケット。
独立したシーフード部門を持つのが、
ホールフーズの特徴。IMG_2792

惣菜売場のスープやホットデリのセルフバー。IMG_2784

セルフレジ。
有人レジを縮小して、
セルフレジコーナーを拡げている。IMG_2781

アマゾン傘下になり、
プライム会員向けオンライン受注は、
販売の大きな柱になっている。IMG_2796

ピックアップされた商品を保存するスペース。
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カーブサイドピックアップ。
店員が車まで運び、
トランクに詰め込む。IMG_2798

環境対策店の駐車場の屋根は
ソーラーパネル。
美しい店だ。
改めてそう思った。IMG_2779

夕食は3グループに分かれて、
マンハッタンの有名ステーキ店へ。

これまでは、
ウルフギャングやベンジャミンを、
40数名で予約して食事した。

しかし今回は団体ではなく、
個人が食べるディナーの雰囲気を、
団員に味わわせたい。

そこで3グループに分かれて、
ステーキハウスを訪れた。

私はストリップハウス。
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乾杯はブルックリンラガー。
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赤ワインとおいしいステーキ。
そして美味しいワイン。
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私はニューヨークストリップロインを注文した。
そして大満足。

長旅の初日の疲れが吹っ飛んだ。
ありがとう。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2024年02月09日(金曜日)

「商人舎2月号」web版発刊とロピアNYC研修第3陣の出発

2月9日、
月刊商人舎2月号発刊。
特集は、
「中計」の夢とリスク
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[Cover Message]
COVID-19パンデミックのキャズムが終わってから、チェーンストアの「中長期経営計画」が熱を帯びてきた。セブン&アイ・ホールディングスとイオンは、不思議なことにどちらも5カ年の中期計画に変更して、グローバル・チェーンストアを志向する。多くのリージョナルチェーンは1兆円の大台を目標に定める。ヤオコーは第10次3カ年計画を貫徹しつつ、35期連続増収増益に向かって疾駆する。「中計」を無用とするかのように、ファーストリテイリングは5兆円、10兆円のビジョンを開陳する。

小売業経営にとって「中長期計画」は必要十分条件ではない。けれどピーター・ドラッカーの「戦略計画」は必須である。チェーンストアの「中長期計画」を検証しつつ、組織のモチベーションとダイナミズムに直結する「夢とリスク」を考える。

目次。
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ただし今日公開できるのは、
web版の商人舎magazine。

紙の商人舎2月号は、
連休明けの発送となります。
すみません。

それでもすごいい特集号です。

「Super Special Report]
「Manhattan Wegmansの全貌」
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この記事はむしろwebページのほうが、
大画面で写真を楽しめます。

よろしくお願いします。

さて、私は、
朝一番のリムジンバスに乗った。
横浜エアーターミナルから、
羽田空港へ。

ベイブリッジに差し掛かると、
横浜港とみなとみらいの奥に、
富士山が見えた。
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渋滞があって遅れた。
トンネルをくぐって、
羽田空港へ。
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見えてきた。
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Terminal3。
国際線。
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集合は8時半。
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ロピアUS研修2024。
1月に2つのグループが、
ニューヨークで学んだ。

今度は第3グループと第4グループ。

事務局が点呼する。
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私は9日間、あちらで講義する。IMG_E19094

最初にスピーチ。
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日本のスーパーマーケットで、
最も先鋭的な研修をする。
ニューヨーク研修そのものが、
ロピアのポジショニングに貢献している。IMG_19124

3・4グループの団長は、
九州営業本部長の井上裕一さん。IMG_19144

第3グループのリーダーは、
古館さん。

商人舎ミドルマネジメント研修会でも、
目立つ存在だった。
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テキストを配って、
全員がチェックイン。
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今回は見送りだけの商人ねっとのみんな。IMG_E19164
行ってきます。

私はJALのラウンジへ。
もうそこまで春がやってきている。
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おなかペコペコ。
だから大盛りのビーフカレー、
野菜サラダとビール。
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113ゲートから乗り込む。
手前から二番目の機体。IMG_19194

お世話になります。
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予定よりも少し早く離陸。
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Tokyo International Airport。IMG_19254

その東京国際空港の遠景。IMG_19274

長い長い滑走路。
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飛び上がると大東京の街。
左上のほうにかすかに富士山が見える。IMG_19354

レインボーブリッジと台場。
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上空に上がると、
雲の上に富士の頂。IMG_19504
では、行ってきます。

〈結城義晴〉

2024年02月08日(木曜日)

サミット「新商品人気コンクール」とCVSヘルス&アマゾンの成長

大雪が降って、
暖かくなった。

月刊商人舎2月号は、
今日が責了の日となった。

大幅な遅れ。
すみません。

コロナ感染者が出たり、
大わらわの1週間でした。

今日は午後からオンライン会議。
USP研究所所長の當仲寛哲さん。IMG_2622 (002)4
データドリブン経営について、
さまざまな考え方を話し合った。

この領域はシンプルに取り組むと、
後進の先進性、あるいは後発の優位性が生まれる。

実に面白い。

さて商人舎流通SuperNews。

サミットnews|
第44回「サミット新商品人気コンクール」入賞商品のセール実施
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サミット独特のイベント。

サミットの消費者モニター制度が、
このイベントのベースにある。

優秀な顧客モニター約90名が、
昨2023年1月から12月の期間の新製品を、
全品を試食・試用して、投票する。

“メーカーと消費者を結びつけること”が目的だ。
それが小売業の大切な役割である。

1981年に第1回を始めた。

私も取材した。

荒井伸也さんが常務のとき。
荒井さんはこの年、
「小説流通産業」を日経新聞から発刊して、
作家としてデビューした。

その連載小説は、
「販売革新」誌に1年間掲載した。

私が担当編集者だった。

その後、講談社文庫から、
「小説・スーパーマーケット」として発刊され、
伊丹十三監督の映画「スーパーの女」となった。

そのころからの「新商品人気コンクール」
今年の受賞アイテム。
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よくも続けてくださった。
モニター制度も生きている証拠だ。

素晴らしい。

商人舎流通SuperNewsからもう1本。
商人舎のニュースは海外情報に強い。

CVSヘルスnews|
’23年度年商3578億ドル10.9%増・純利益93.4%増cvshealth-facade (1)

CVSヘルス2023年12月期本決算。
営業収益3577億7600万ドル、
1ドル150円換算で53兆6664億円。
10.9%増。

5兆円伸ばしている。

1位ウォルマート
2位アマゾン・コム。

それに続く世界第3位。

営業利益137億4300万ドル、
2兆0615億円で72.8%増。

部門別で見ていくと、
小売り部門のCVSファーマシーは、
売上高1167億6300万ドル、7.5%増。

健康保険のヘルスケア・ベネフィット部門は、
売上高1056億4600万ドルで15.6%増。

調剤のヘルス・サービス部門は、
売上高1868億4300万ドルで10.2%増。
この部門はPBMと呼ばれる薬剤給付管理機能を担う。
Pharmacy Benefit Manager。

一方、
アマゾンnews|
’23年年商5748億ドル11.8%増・純利益304億ドルで黒字転換
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営業収益は5747億8500万ドル、
80兆4699億円で11.8%増加。

こちらも二けた成長。

商品売上高2558億8700万ドル、
35兆8242億円で前年比5.3%増。

営業利益368億5200万ドル、
5兆1593億円で200.8%増。

前年の損失から黒字転換した。

新生フジの中期計画記者会見で、
岡田元也イオン会長が言った。
IMG_240034「巨大な会社でも高い成長率」

それがアメリカ小売業だ。

明日から10日ほど、
再びニューヨークへ。

その成長の原動力を再確認しに行く。

〈結城義晴〉

2024年02月07日(水曜日)

ドラッカーの赤本「Management」とイトーヨーカ堂再生の方法

雪は去っていった。

日の当たらない街角に、
黒茶の雪の小さな塊が残るけれど。

月刊商人舎2月号は遅れている。
責了のための最後の詰めとなった。

今回のテーマに対して、
ピーター・ドラッカーを避けては通れない。

そこで見つけたことがある。
代表作の『マネジメント』と、
普及版の『エッセンシャル版マネジメント』

故上田惇生先生は、
最初の仕事として、
経団連の翻訳チームに加わった。
そして一番の若手ながら、
翻訳作業の中で頭角を現していった。

故野田一夫先生の監訳だった。

すべての仕事が終わってから、
上田惇生はドラッカーに手紙を書いた。
英文のファックスだった。

「ドラッカーさん、
私たちはあなたの『Management』を、
日本語に訳しました。
とてもいい本となりました。
しかし率直に言えば長すぎると思います。
私はその全文を3分の1ほどに短くしました」

「以下がそれですが、
いかがでしょうか」

それが『抄訳マネジメント』になった。
昭和50年(1975年)のことだ。

私が最初に手に取ったドラッカーは、
この『抄訳』だった。

さらにそれが2001年12月に、
『エッセンシャル版』となった。

最初に発刊された『マネジメント』、
赤本と称される2008年発刊の『マネジメント』
1950年の『抄訳』
2001年の『エッセンシャル版』
IMG_1891 (002)4

今回、キラーフレーズは、
初版本と赤本から見つかった。

しかしキラーフレーズが、
光っていたのは、
実は赤本のほうだ。

上田惇生の最後の傑作は、
赤本なのだ。

それが2月号のMessageに出ることになる。

1日中、オフィスにいたら、
「セルコレポート」が送られてきた。IMG_1886 (002)4
私の連載は第22回となる。
「艱難は商人を鍛える」

今回のテーマは、
「学習する組織と苦学する商人」

ご愛読をお願いしたい。

さて日経新聞電子版。
編集委員の田中陽さんが書く。
「窮地のイトーヨーカ堂
再出発の『カギ』にぎる創業家」

田中陽さんから、
メッセンジャーでメールが入っていた。

だからすぐに読んだ。
皆さんもスマホやパソコンで見てください。

「ヨーカ堂とセブン&アイHDの
距離感は広がりつつある」

その通り。

祖業は捨てられつつある。

「イトーヨーカ堂の希望退職の募集と
本社移転の計画が明らかになった」

「当然、ヨーカ堂の従業員は動揺している」

23年7月に開かれた伊藤雅俊さんの「お別れの会」
鈴木敏文さんが弔辞を読んだ。

「あなたが生み出した事業を通じて
育まれた商売の遺伝子は、
これからも新たな器に出会い、
広がっていくことでしょう」
202307_suzuki

私も雑誌で紹介したし、
このブログでも引用した。

田中さんは、
伊藤雅俊の遺伝子を受け継ぐ人たちに、
スポットを当てる。

「伊藤雅俊氏は『お客様に学ぶ』姿勢を貫いた。
小売業の活力はやはり新規出店であり、
現場である売場を磨きあげることだ」
202307_ito
「経費削減やリストラ思考では組織が持たない」

その通りだ。

「創業家よ、火中の栗を拾うべく、
天の岩戸から出てきてもいいのではないか」

田中さんの主張はわかる。

ただし、創業家の人々の出方は、
現場の陣頭に立つ形ではないと思う。

私はずっと言い続けている。
ファウンダーの立場を鮮明にするのがいい。

ウォルトン家のロブソン・ウォルトンの立ち位置だ。

そして「業革のDNA」を受け継ぐ人間が、
経営トップに立つのがいいだろう。

つまり伊藤雅俊と鈴木敏文の関係の再現である。

しかしその人間はだれか。
どう引っ張ってくるか。

それは言えない。

イトーヨーカ堂は非上場企業として、
1店1店が現場力をもった繁盛店を目指せ。
このメッセージは昨年4月の月刊商人舎に書いた。
202304_coverpage-448x635 (1)
理想的には業革の再現だが、
それができないなら、
繁盛店づくりだけでも実現させたい。

そしてその可能性は少なくない。
動きもある。

楽しみだ。
待っているぞ。

〈結城義晴〉

2024年02月06日(火曜日)

「てまえどり」の「自分の家なら古い牛乳から飲むだろう」

昨夜の雪。
IMG_1873 (002)4

帰宅のときの坂道は、
大変だった。

明けると横浜も雪景色。IMG_1883 (002)4

東京都心を含む関東甲信地方の大雪。
交通機関は遅れるし、
車は渋滞するし、
大都会の雪の弱さが露呈された。

雪による怪我人は298人に上った。

24時間降雪量。
長野市で31㎝、甲府市で12㎝、
東京都千代田区で9㎝、
さいたま市で8㎝、
横浜市と宇都宮市で4㎝。

それでも突然の大雪に、
子どものころのように、
ちょっとだけ心が躍った。

怪我をした人たち、
すみません。

さて山陽新聞巻頭コラム「滴一滴」
今日のテーマは、
「食品ロス」

ままごとも 
導入された
てまえどり

消費者庁の食品ロスに関する川柳コンテスト。
最優秀賞に輝いた岐阜県の女性の作品。

「てまえどり(手前取り)」は、
小売店舗で棚の手前側にある、
消費・賞味期限の近い商品から購入すること。

農林水産省、環境省、消費者庁などが、
日本フランチャイズチェーン協会とともに、
3年近く前から呼びかけている。
210601-3

参加企業はコンビニ4チェーン。
セブン-イレブン、ファミリーマート、
ローソン、ミニストップ。

まだ食べられるのに、
廃棄される食品を減らすためだ。

山陽新聞だけに、
岡山県赤磐市のイタリア料理人が登場する。
E-Flatの藤原祐哉さん。37歳。
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10年ほど前、
食文化を学びにイタリアを訪れた。

そして現地シェフの食材仕入れに同行した。

ズッキーニを品定めしていると、
手前から取るようにたしなめられた。
牛乳売り場に連れて行かれて、
「自分の家だと古い牛乳から飲むだろう。
どうしてスーパーだと新しい物を買うのか。
イタリア全体が冷蔵庫だ」

大きさや形が不ぞろいの野菜の箱を
中身も確認せず持ち帰るのにも驚いた。

当時働いていた東京の店では、
使う野菜は品種ごとに一定の大きさで、
先が二股の大根などは問題外だった。

帰国後、郷里の赤磐で店を構えた。
野菜中心のイタリアンを掲げ、
地元産にこだわる。

規格外野菜も受け入れる。

イタリアのシェフの言葉。
「野菜も人間も一緒。
みんな同じ身長じゃなきゃだめなの?」

私も納得。

「イータリー」に通じる哲学だ。

「消費期限」と「賞味期限」の問題でもある。

消費期限は、
加工食品の「安全性」を担保できる、
最長期間を示す。

一方、賞味期限は、
加工食品の「品質」を保持できる期限。

アメリカでは消費期限が使われ、
日本では賞味期限が適用される。

例えば一般に牛乳の場合、
賞味期限は店頭で購入した時から約1週間。
消費期限は賞味期限のさらに1週間だ。

牛乳を未開封の状態で、
冷蔵庫で保存した場合には、
賞味期限を3日過ぎても、
安全な状態で飲める。

このことはもっと周知されていいだろう。
そして日付管理の期間を適正にする。

それが全体として、
廃棄ロスを減らすことになる。

もちろん牛乳は飲料だから、
人によっては3日で症状が出る可能性がある。

そのことは承知しておかねばならない。

しかし「てまえどり」は、
スーパーマーケットにとっても、
コンビニやドラッグストアにとっても、
実にありがたい。

それをやってくれる顧客には、
1割引きぐらいのサービスをしたいものだ。

フランチャイズチェーン協会だけでなく、
日本チェーンストア協会も、
スーパーマーケットの3協会も、
チェーンドラッグストア協会も、
「てまえどり」に参加したらいい。

いかがだろう。

自分の家ならば、
古い牛乳から飲むだろう。

「イタリア全体が冷蔵庫だ」
素晴らしい。

〈結城義晴〉

2024年02月05日(月曜日)

芹川洋一「自民党に明日はない」とウォルマート「未来型店舗」

Everyone, Good Monday!
[2024vol⑥]

2024年第6週。
2月第2週。

立春が過ぎたが、
大雪になりそうな気配だ。

商人舎オフィス裏の遊歩道。
IMG_1870 (002)4

よくあることだ。

立春を区切りに寒くなる。
そうしながら少しずつ暖かくなる。

それが三寒四温である。

私は今週の金曜日から、
再びニューヨークへ。

そのまえは月刊商人舎2月号の入稿に全力投球。

さて日経新聞「核心」
論説フェローの芹川洋一さんが力強く書く。
73歳の日経の論客。

現在の日経新聞会長の岡田直敏さんは70歳。
社長の長谷部剛さんは66歳。

その先輩にあたるジャーナリスト。
2019年度日本記者クラブ賞受賞。

「自民党に明日はない」

「自民党の歴史は、
『政治とカネ』にまつわる
スキャンダルの歴史でもある」

ロッキード事件でゆれた1976年。
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新自由クラブの河野洋平代表。
「日本の政治に新風をふき込み、
政治不信をただす新自由クラブの
正義の戦いを支援してほしい」

10年後の86年、新自クは解散、
自民党に合流した。

ロッキード事件から干支がひと回りした88年、
こんどはリクルート事件だ。
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このときも武村正義、鳩山由紀夫など、
若手議員が改革に動いた。

それが89年5月の政治改革大綱につながった。

さらに東京佐川急便事件は92年8月。
金丸信元副総裁へのヤミ献金が明るみに出た。
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「政治改革を求める国民集会」には、
岡田克也、仙谷由人、小池百合子各氏ら
党派を超えた約80人の国会議員が出席した。

そして中選挙区制は廃止された。

政治改革のうねりは自民党を分裂させ、
自民党長期単独政権に終止符が打たれた。

そして今、パーティ券裏金問題。

岸田文雄首相は、
自ら岸田派の解散を表明、
安倍、二階、森山各派がつづき、
茂木派も揺れている。

「しかし不思議で仕方のないのは、
平成の政治改革を経て誕生してきた
中堅・若手議員による”下から”の声が
あがってこないことだ」

同感だ。

芹川さん。
「ロッキード・リクルートの落とし子である
新自ク・新党さきがけも10年単位でみれば
多くが元のさやにおさまり、
自民党の延命装置の役割を担った」

「若手が動き党を割る活力があったから
党は生き永らえたといえないか」

今回は違う。
「若手が先だって離脱する動きすら出なかった。
党執行部を突き上げる声も聞こえてこない。
お互い横にらみで、羊の群れだ。
ほとぼりが冷めると
派閥は復活するにちがいない」

「政党のダイナミズムを感じさせる
侃々諤々(かんかんがくがく)の保守政党は
どこへ行ったのだろうか」

「それが失われているとすれば
自民党に明日はない」

自民党に明日がなくてもかまわないが、
野党にも全然、それがない。

日本の政治全体から、
ダイナミズムが喪失している。
そこに深刻な問題があると思う。

お前が何とかしろと言われても、
私も芹川さん同様に外野に立っている。

せめて小売商業の世界のダイナミズムを、
呼び覚ますことに力を注ぐしかない。

で、こちらはすごい。

商人舎流通SuperNews。
ウォルマートnews|
US部門に設備投資/今後5年で150店を新店・改装
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ウォルマートが店舗投資を再開する。
今後5年間で150店舗を増床して新規開業する。
そのためにアソシエーツを増員する。

この5年間は店舗を減らしてきた。
それでいて9兆円の売上げ増を果たした。

しかしコロナ禍のキャズムを脱した途端、
多くの可能性のある店舗を増床し、
大改装を施して新規オープンさせる。

実はもう優良な立地は多くはない。
だから既存店を増床し、
フューチャーストア(未来型店舗)として、
開業するのだ。

レイアウトの改善や品揃えの拡大、
最新テクノロジーの導入。

顧客にもアソシエーツにも、
働きやすくて楽しい店にする。

サステイナビリティに貢献するため、
新しい施設は持続可能性の高い設計がなされる。
エネルギー効率の高い機器や照明、
環境負荷の少ない冷蔵庫など。

また急速充電ステーションを、
全米にネットワークする。
もちろんこれもEDLP政策で展開される。

新店で雇用される社員に対しては、
全額会社負担の大学奨学金や、
柔軟な勤務体制と有給休暇が提供される。

ウォルマートはダイナミズムを失わない。
そのウォルマートと競争しつつ、
米国チェーンストアは、
ポジティブな政策を展開する。

日本商業もそれには負けられない。

では、みなさん、今週も、
前向き、上向き、外向きで。

Good Monday!

〈結城義晴〉

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