スーパーマーケットの現代化戦略

マスカスタマイゼーション


マス★カスタマイゼーション

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『マス★カスタマイゼーション』

杉山昭次郎・著
商人舎刊
発行年月日 2013年11月22日
書籍価格 1,600円+税
判型 A5  頁数 164ページ

本のもくじ

はじめに

章   食品流通の50年とマーケティング

1 釈然としない「マーケティング」の意味
2 小売業マーケティング不要論
3 バイイング・アンド・セリング
4 「食品スーパーマーケット」の誕生
5 本格的スーパーマーケットの登場
6 企業と消費者のミスマッチを正す
7 成熟期を抑えた食品スーパーマーケット
8 マスの時代の終焉
9 ポスト・マス追及の始まり

章   マス・カスタマイゼーション

1 マス・セールスがもたらした豊かさと転機
2 日本古来の固定客づくり
3 コモディティ商品・ノンコモディティ商品
4 固定客化に貢献するノンコモディティ商品
5 ノンコモディティ商品は新規顧客をつくる
6 どんな「店舗づくり」のコンセプトを選ぶか
7 販促のコンセプトによる差別化
8 情報サービスによるマス・カスタマイゼーション
9 こだわり商品あれこれ
10 食生活の豊かさの変遷
11 マス・カスタマイゼーションの課題
12 企業イメージをつくる
13 改革と改善が融合の触媒となる

章   スーパーマーケットの組織論

1 流通業における組織の変遷
2 週間販促を事例としたプロセスモデル
3 組織の抱える問題と意識改革
4 組織変容を遂げるために
5 マスタープランを用いた組織変革
6 数字が変われば意識は変わる
7 プロジェクトのリーダーを選ぶ
8 企業文化
9 試行錯誤を内包する組織

章   スーパーマーケットの問題解決

1 なせば成る、なさねば成らぬ
2 企業の成熟度により異なる「難しさ」の定義
3 組織計画と仕事の流れ
4 新戦略開始時の難しさ
5 ゴールイメージの共有
6 たたき台の作成と議論
7 目標の設定
8 見切り発車
9 組織的な知恵
10 諸課題の掘り下げ
11 改革と業績の関係

章   現代化とグローバリゼーション

1 グローバリゼーションとは何か
2 食生活の変化
3 食材のグローバリゼーションがもたらすもの
4 環境と安全
5 食品産業の変容
6 グローバリゼーションに対する心構え①基礎固め
7 グローバリゼーションに対する心構え②準備期
8 グローバリゼーションに対する心構え③戦略展開
9 試行錯誤的アプローチ
10 品揃えをどう考えるべきか
11 鳥の目、虫の目
12 豊かな食生活を支えるために

おわりに

著者プロフィール

杉山昭次郎

昭和2年(1927年)4月26日生まれ。一橋大学専門部卒業。㈱商人舎最高顧問。㈱流通システム研究所所長として、長年にわたって商業のマネジメント・システムを研究。「ソシオ・テクニカル・システム論」をベースに、スーパーマーケットをはじめとするチェーンストア企業を多数、コンサルティング指導。商人舎が掲げる「商業の現代化」というコンセプトは、杉山昭次郎最高顧問とのディスカッションから生まれた。2013年5月22日没。享年87。

杉山昭次郎