結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2007年09月01日(土曜日)

2007年8月31日、退任の記。

昨2007年8月31日は、私の人生にとって、
大きな節目となる日だった。

一日を追って、つれづれなるままに。

朝、5時30分起床。
すぐさまパソコンに向かって、
このブログ8月31日分を書く。
「誰が値段を決めるのか?」②
田村洋三さんの書き込みに感謝しつつ、
持論を展開。少々長くなってしまった。

7時30分くらいまで書いて、
東急線妙蓮寺駅から、日比谷線神谷町駅まで。
㈱商業界に出社。

メールなどチェックしてから、
すぐに4階のエルダー室で取締役会。

11時、2階会議室で、
㈱商業界第59回定時株主総会。

私は代表取締役として、議長に選任され、議事の進行。

すべての議案が、満場一致で承認された。
59期は予算を上回る成績で、責任を果たすことが出来た。
ご協力いただいたすべての皆さんに感謝。

さて、このたび、私、結城義晴は、
㈱商業界代表取締役を、任期満了に付き、退任。
同じく、小川寛取締役も任期満了で、退任。

小川さんとは同時に取締役になって以来、11年間、
苦楽を共にしてきた。

心より感謝。

 

株主総会終了後、タクシーで帝国ホテルへ。
㈱ヤオコー名誉会長、故・川野トモさんの社葬。
ヤオコー社葬

 

 

8月13日、月曜日、暑い日だった。
旧盆の真っ只中の川越に、私は、いた。
ヤオコーの店を視察していた。

その日、川野トモさんの87年の見事な生涯に幕が降ろされた。
ご冥福を祈りたい。

社葬も見事。
川野幸夫会長の意思が、すっきりと貫かれていた。
すべて終了してから、川野会長、川野清巳社長、大塚明常務、
皆さんと懇談。

創業50周年と、名誉会長ご逝去が、
相次いでやってきて、
時は去っていった。

私は、ヤオコーという会社が、
ひとつ大きな階段を登ったと、確信した。

その後、再び会社にとって返して、残務処理。

16時、私の顧問弁護士・小川朗先生を、虎ノ門に訪問。
ご報告とお礼の挨拶。

みたび会社へ。
またまた、最後の残務処理。

17時30分、全社員に集まってもらって、最後の挨拶。
花束ももらった。
心より感謝。

退任の日1
私は30年、
小川さんは38年。
二人とも新卒で㈱商業界に入社し、
商業界一筋でやってきた。

私も小川さんも、その肉も骨も血も、
商業界で出来上がっている。

心の底から、感謝。

18時、会社を辞するとき、私は二枚、写真をとってもらった。
退任の日2

一枚は、商業界会館1階の岡田徹先生の言葉の前。

小さな店であることを
恥じることはないよ
その
小さなあなたのお店に
人の心の美しさを
一杯に満たそうよ  徹

 

退任の日3
もう一枚は、商業界会館のファサードの碑の前で。

「店は客のためにある 長治」

岡田徹先生にも、
倉本長治先生にも、
多くのものを学んだ。

それが、私の、血となり、肉となり、骨となった。

朝に希望、昼に努力、夕に、心より感謝。<結城義晴>

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