ジジです。
ねむい。
「春眠暁を覚えず」
とか、いうそうです。
でも、世の中は、
どんどん、
かわっていきます。
サクラがおわったら、
つぎのお花。
白いお花。
青と赤紫のパンジーに、
かこまれて。
ボクも、
目がさめるほど。
スノーポールも。
サクラのつぎには、
いろいろな花がさきます。
だから、
ねむっては、
いられません。
きいろいパンジー。
「春が来たかい パンジー♪」
こんなに元気な花が、
咲きみだれているのは、
どこでしょう?
「ジジのクイズ」です。
しろいアリッサム。
ピンクのアリッサム。
これもアリッサム。
「にわなずな」ともいいます。
ボクも行ってみたい。
ここは、
どこですか?
こんなのが、あります。
水飲み場。
ベンチも。
すわってみたくなる。
いいところですね。
こんな遊び道具がある。
かわいい。
たのしいところ?
これはなんでしょう?
すべりだい。
だんだん、
わかってきました。
そう、公園です。
おうちのちかくの仲手原一丁目第二公園。
ボクは、家からでたことはない。
だから、公園にも、
いったことがありません。
でも、春が、
すぎていくのは、
わかります。
季節がゆくのは、
わかるんです。
どこで、どう、
くらしていても、
時の移り変わりを、
かんじることができます。
それをかんじることが、
生きているってことだと
おもいます。
<『ジジの気分』(未刊)より>