従業員と家族のための日曜休業「万代ファミリー・フェスティバル」
Everybody! Good Monday!
[2012vol21]
2012年第21週。
5月の第4週。
今朝の金環日食を、
日本中が楽しんだ。
テレビに映った映像は美しかった。
私の家のベランダからは、
雲にかくれていて、こんな感じ。
それでも、リアルとバーチャル、
両方で楽しみ、感動した。
日本国内では25年ぶり。
首都圏ではなんと173年ぶり。
つぎは、2030年6月1日の北海道。
これは18年後。
私は77歳の喜寿の年。
つぎに金環食を日本中で観測できるのは、
300年後の2312年4月8日。
何はともあれ、金環日食だった。
facebookにも、
各地の金環日食の写真や情報が、
寄せられている。
日本は、いい国だなぁ。
こころから、そう思う。
地域的に金環日食が見られるということではなく、
国民こぞって見るというマインドが、いい。
「花鳥風月」の国民性が強いことを、
あらためて思い知ることができる。
それがいい。
さて今日は、二十四節気の小満(しょうまん)。
「万物が次第に成長して、
一定の大きさに達して来るころ」。
梅雨の前の、
春と夏のちょうど間。
いい季節です。
山頂ぞ春風吾を雲にせよ
<朝日俳壇 いわき市・馬目 空>
いわき市の俳人の句であるところが、
とりわけ良い。
陽炎を抜け出せ己が手足かな
朝日俳壇より 北広島市・軽部 進>
この季節の俳句には、
自然との融合が詠まれる。
今週から3週間で、「入梅」。
今年は6月10日(日曜日)。
現在の「入梅」は、
実際の天候の「梅雨」とは関係のない暦日。
しかしそれでも、
今日の小満から入梅までが、
一区切りとなる。
その一区切りは、
季節のいい一区切り。
いい気分で仕事に邁進したい。
さて、昨日、私はインテックス大阪にいた。
万代50周年記念ファミリー・フェスティバルに、
ご招待を受けて、参加。
その交流模様を写真でお届けしよう。
会場は住之江区にあるインテックス大阪。
この会場を借りきってのイベント。
全ホール貸切で開催されるイベントは、
子のインテックス大阪でも、2年に1度程度しかない。
その広大な会場に、
2万7000人の万代ファミリーが集った。
10時に開会式が始まるが、
開場は朝9時。
家族連れが次々にやってくる。
会場入り口には、
「50th 心から感謝」の立て看板。
万代のコーポレートカラーでデザインされている。
「心から感謝」は私の口癖、常套句。
入口をはいると総合インフォメーション。
小さな子供連れには迷子札の配布など、
お店同様、きめ細やかな対応で出迎える。
会場に入ると、
二人の幹部が出迎えてくれた。
常務取締役の西水啓介さん。
コーネル・ジャパン奇跡の2期生。
そして取締役生鮮担当の阿部秀行さん。
さらに万代ドライデイリー会のメンバーに遭遇。
各社1名が招待枠で参加。
皆、昨年の欧州視察に、その前のアメリカ視察などに、
ご一緒した仲間。
私の右隣は、万代執行役デイリー部長の黒田久徳さん。
前日と当日2日間にわたってエスコート役を務めてくれた。
その隣はケイ低温フーズ社長の龍首文昭さん。
中央のガラス張りのインテックスプラザ広場に、
入場した人たちが三々五々、集まりはじめる。
10時の開会式イベントを待ちわび、
白いラインにそって並び始める。
イベント直前にはご覧の通り。
この時点で、6000人の人たちが入場している。
それでも、阪神高速道路の出口は大渋滞、大混雑、
地下鉄は万代ファミリーで満杯だった。
「まだまだ会場に着けない人たちがいます」
と事務局からの情報。
その頃、プラザの2階の通路に設けられたステージ横で、
加藤徹社長が法被姿に。
法被の後ろには「50周年感謝」の文字。
そして10時。
いよいよスタート。
司会は、関西テレビの人気キャスター山本浩之さん。
はじめに、法被姿の女性社員さんたちのパフォーマンス。
両手のボンボンを振りながら笑顔でエレベーターを駆けあがる。
51歳従業員の皆さんが右側のエレベーターから。
20代従業員の皆さんは左側のエレベーターを。
そして、全員がバックダンサー風にステージに勢ぞろい。
加藤社長はそんな女性社員の皆さんをねぎらって、
駆けながら全員とハイタッチ。
そして、ステージに上がった途端に、大きな音とともに、
ジェットスモークマシンによる白煙の演出。
加藤社長は満面の笑顔で開会のあいさつ。
「50周年を迎えられたのも、
万代で働く皆さんおかげ。
今日一日、心ゆくまで楽しんでください」
さらに、握りこぶしをあげての檄。
「次の100周年に向かって頑張っていこう」
下から仰ぎ見ていた人たちの目にも、
力強い握りこぶし姿が映った。
プラザ会場を埋め尽くした社員とその家族たち。
この万代ファミリーの結束こそが、
この会社の強みである。
開会式では、お二人を功労者として表彰した。
3代目社長の野村稔さんと、
4代目社長の下元慶朗さん。
皆の拍手に応えるお二人。
そしていよいよ、
加藤社長が片手をあげて、
高らかに開会宣言。
その瞬間、銀色のテープが舞った。
開会式を無事に終え、
加藤社長と功労者のお二人との記念撮影。
左が下元さん、右が野村さん。
私もステージに上がって、
加藤社長と固い握手。
わずかわずか20分ほどの開会式だったが、
ファミリーの熱気に包まれた、よい進行だった。
開会式を終えると、参加者はそれぞれ、
お目当てのブースに散らばっていく。
アミューズメントエリアには、
子供たち向けのアトラクションが揃っている。
なかでも、天井にとどかんばかりの恐竜の滑り台が目玉。
恐竜の舌が滑り台。子供たちは大喜び。
もちろん幼児のためのアトラクションも、
たくさん用意されている。
スポーツエリアでは、
野球ゲストの矢野燿大(あきひろ)さんのトークショー。
元阪神の人気キャッチャー。
福岡生まれの阪神ファンを自称する私は、
もちろん矢野さんの話を、面白く聞いた。
凄い人の列で、遠くからだったけど。
この後、サッカーゲストの元セレッソ大阪の森島寛晃選手、
バレーボールゲストの堺ブレザーズのメンバーが登場し、
ショーアトラクションが催された。
その会場で、常務の谷康一さんに遭遇。
コーネル・ジャパン「奇跡の2期生」。
現在は、㈱トドクックの代表取締役。
同社は食材宅配サービスをする万代の関連会社。
「一日一麺」のラーメン人気ブログを書き続け、
毎日2キロの水泳を欠かさない。
スポーツエリアに似合う男。
おまつりエリアでは、
最初のだんじりが始まっていた。
小型の山車を子供たちが引いて楽しんでいる。
こちらは本物の山車。
お囃子に合わせ、子供が器用に舞っている。
おまつりエリアで出会ったのが、
ご両親を連れての親孝行中の山口成樹さん。
コーネル・ジャパン「実行の第3期生」にして、
システム部シニアマネージャー。
おまつりエリアでは壁面いっぱいに
35種40ブースの飲食屋台と、
31種40ブースのゲーム屋台が出店。
これらはすべて素人の事務局スタッフが運営。
レストスペースで食事を楽しむ人たち。
参加者には、事前にプレイチケットや飲食・お買物チケット、
お弁当引き換え券などが配られていて、
この日は、お金が一切かからないようになっている。
プラザ広場の大型スクリーンには、
コンサートエリアのライブ中継が映し出される。
ちょうどEvery Little Thingのステージ。
抽選でもれた人たちが、見入っている。
ライブを終えたELTのお二人の楽屋を訪問して、
加藤さんと一緒に記念写真。
大型スクリーンでは、
全店の店長たちが独自に作ったメッセージを流していた。
写真は休憩エリアのTVモニター映像。
大がかりなアトラクションもあるが、
万代社員たちの手作り映像もある。
これがいい。
たとえばプラザ広場にあるメッセージボード。
参加した家族たちが自由にメッセージを書き込める。
昼時になると、レストスペースも満席になり、
あらゆる場所で食事をする人たちが目についた。
皆、ファミリーだから人目を気にする必要がない。
運営事務局によれば、この日のために、
大阪中のレンタル椅子を借りたという。
「今借りようとしても、大阪にはないです」
そして私が、楽しみにしていたイベントが始まる時刻。
そう、AKB48の東日本大震災チャリティコンサート。
コンサートの前の彼女たち。
それをカメラで撮影する、オタクと化した不届きな私。
会場は子供たちでいっぱい。
なぜなら、18歳未満の子供をもつ家族を対象に抽選したから。
それでも6000人の席に2倍の応募があった。
大歓声の中、コンサートがスタート。
私も真ん中の席で、大いに楽しんだ。
クライマックスは、
加藤社長が壇上に上がり義援金を手渡したとき。
コンサートを終え、楽屋を訪問した加藤社長。
奥様、息子さん夫妻、お孫さんと、
加藤ファミリー勢ぞろいで記念撮影。
子供たちが、ことにうれしそうだ。
万代幹部の皆さんも記念撮影。
私もAKBに囲まれて、記念写真。
熱心なファンの方には申し訳ないが。
しかも、後で、
16人全員のサインまでいただいた。
ファンの方に本当に申し訳ない。
しかしこれは、譲れない。
一方、その後の財津和夫さんコンサート。
こちらはややアッパーエイジ向けか。
それでも、私ぐらいの年代には、
懐かしい曲が多い。
楽屋で加藤社長、不破栄副社長と一緒に、
記念撮影。
財津さんは福岡出身。
私も福岡生まれ。
財津さんにそんな話をした。
そしていよいよ、
フェスティバルも大詰め。
事務局本部の楽屋では、
全店の店長が集まり、
人文字用のパネルをもって練習中。
全体指揮をしているのは、常務の西水さん。
閉会式が行われたのはコンサート会場。
はじめにお楽しみ抽選会。
山本キャスターの司会で、
3人の取締役が壇上に上がった。
左からドライ・デイリー担当の磯田雅人さん、
生鮮担当の阿部秀行さん、
店舗運営部担当の下岡太一さん。
そして閉会の挨拶は山下和孝副社長。
「2022年、5000億円に向けて頑張ろう!」
最後に会場全員と唱和。
「アイラブ万代!!」
閉会式もフィナーレ。
ゆずの「栄光の架け橋」に乗って登場したのは、
先ほどの全店長。
「東大阪から関西へ」
「5000億円にチャレンジ!」
そう読める。
会場からは割れんばかりの拍手だった。
もちろん、加藤さんも不破さんも、私も、拍手。
加藤社長に万代50周年を祝い、
ご招待いただいた感謝をこめて再び握手。
最後の最後に山下さん、下岡さんと握手。
企画段階から、この日の運営まで、
営業サイドとしてずっと携わってきたお二人。
日曜日を全店休業にして開催された万代ファミリー・フェスティバル。
社員と従業員に、そしてその家族に会社が感謝した一日。
社員、授業員は、自分の仕事を支えてくれる家族に感謝した一日。
万代ファミリーがそれぞれに「心から感謝」しあったこの日。
それは、すがすがしい一体感をつくっていた。
「心から感謝」
皆さんも、
Good Monday!
<結城義晴>
2 件のコメント
結城先生へ
「万代ファミリー・フェステバル」本当に素晴らしいですね!小売業が日曜日に店舗を休んで家族まで招待して、社員全員で慰労する会社。こんな会社が日本にあったことに驚きました。このような会社で働ける社員の方を少しうらやましく思いました。又社長自らがサーバントリーダーシップを発揮されているから出来ることですね。
奈良県育ちの私は30年前の当時は関西で有名になった万代百貨店のTVCMや、お客でごった返す店内の一際高い場所に店員が陣取り、天井から吊り下げた「ざる」から入金と釣銭を渡す「万代百貨店」の店内を思い出しました。
いまちゃん、ご投稿感謝。
万代百貨店から万代へ。
すっかり変わりました。
加藤徹さんが社長になってから、
さらに変わったし、
まだまだ変わろうとしています。
その変わろうとしているところを、
顧客が評価しているのだと思います。
もちろん変わらないこともあります。
それがファミリー・フェスティバルの精神でしょう。