【#370】お惣菜屋さんの店
今回は番外編!
メニューではなく、惣菜の店についてお届けします。
お惣菜屋さんの店 |
色々なメニューが並んでいて
好きなメニューを好きなだけ選べる楽しい店
秋になると良く売れるのが
前に紹介したちらし寿司、ポテトサラダ
そして肉じゃが、鯖の煮付けなど
こうしたお惣菜屋さんの売れるコツは
スーパーマーケットの惣菜よりも
薄味にすることですね
かつお節で出汁を取って
昆布の代わりに昆布茶を入れて(ごめんなさい)
濃い目の出汁を取ります
砂糖は控えめ、本みりんが主役
塩、醤油も控えめにして味付けすれば
煮物は美味しくなるのです
旨味調味料はほんの少し加えればいいのです
なぜかスーパーマーケットの惣菜は
これより味を濃くします
これが商売のコツといいましょうか・・・
これからの秋から冬は煮物が売れます
特に肉じゃがです
売れないのは肉が少ないからです
それはじゃが肉と言いますね
肉じゃがは美味しければ毎日売れる魔法のメニューです
<By 林廣美&山中典子>
3 件のコメント
いつも参考にさせていただいでます。
おいしい肉じゃが!過去にもレシピが掲載されていたので、何度も作ってはいるのですが、出来ればスチコンを利用して作れたら・・・と思っています。遅ればせながらスチコンを導入したのですが、スチームと簡単なコンビモードでしか活用出来ていないのが現状です。小さいお店の為、マニュアルの様なものもなく、パートさん達に応用を 臨機応変に…と言うのも酷な話で。レシピを作ろうとチャレンジはしてみるのですが、ベチャベチャになってしまったりで、売り物にはほど遠く。。。
スチコンで作るおいしい肉じゃがの、レシピやコツなどがあればお願いしたいです。
お願いついでで申し訳ないのですが、スチコンでの焼き魚。それも、今が旬のさんま!おいしい焼き色が付きません。。。合わせてお願いします。
おくむら様、
コメントありがとうございます。
スチコンは普通に使うのでは、煮物や焼いた時の焦げ目つけは出来ないのです。メーカーは簡単に出来るように言いますが、簡単には出来ません。鍋で上手に出来るようには作れないのです。鍋では煮物が沸騰するので、煮汁が膨らんで上の方まで味が染みてさらに火が通りますが(落としぶた)、スチコンでは煮汁が沸騰するまでの時間が分からないのです。
テストをして、何キロの材料を入れたら何分、何キロ入れたら何分とレシピを作らないと上手に使えません。さらに鍋と違うのは煮汁の量です。鍋だと材料の8分目あれば沸騰で汁が膨らんで煮えるのに、スチコンでは煮汁が熱くなっても膨らまないので煮汁はたっぷりと具が被るように入れないと煮物は出来ません。ホクホクの肉じゃがは作りにくいのです。ですからコストも上がります。
しかし悪い面ばかりでもありません。料理屋や高級弁当のおかずの煮物はスチコンで上手に出来ます。ですからスチコンで煮物を上手に作るには指導をうけて、パートさんを訓練する必要があります。
焼き魚も同じです。スチコンで魚にしろ、肉にしろ焦げ目を付けて美味しく仕上げることは出来ません。無理に焦げ目を付けると、焼きすぎのカチカチになるか、焼く温度を上げて焦げ目を付けると中が生だったりします。魚や肉は焼く肉や魚に、さらに大中、小の大きさに合わせて温度を設定して、美味しい状態に焼き上げてから、焦げ目は別の方法で付ければ美味しい商品になります。美味しい商品は人気が出る上に、他店より高くも売れるし人気も上がります。
私は自分で惣菜店も経営しています。きちんとしたノウハウとレシピを手に入れる事が必要でしょう。もしもっと良いお店にしたいのなら「林先生の惣菜塾」、というのもやっています。参加してくださればよろしいと思います(これは内緒ですが寿司のご飯が、シャリが冷蔵庫に入れても固くならないノウハウも教えています)。損はないと思います。頑張ってください。
丁寧なお返事ありがとうございます。
そうなんです。スチコンは簡単で便利!と言いますが、使いこなすにはなかなか難しい代物です。。。
いろいろ試行錯誤しながら上手に出来る様に、売上アップに繋がる様に頑張って行きたいと思います。
お忙しい中、ありがとうございました!