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【＃680】秋の〆鯖ちらし寿司| 林廣美の今週のお惣菜

林廣美の今週のお惣菜

【＃680】秋の〆鯖ちらし寿司

2021年11月12日(金曜日)

カテゴリー：

弁当・おにぎり・丼

10:00 AM

20211112_hayashi

秋の〆鯖ちらし寿司

惣菜商品には
女商品：ちらし寿司やサラダなど
男商品：肉弁当や豚カツなど
高齢者商品：煮物や天ぷらなど
家族商品：コロッケや鶏から揚げ
子ども商品：スナック商品など
全部が全部当てはまるわけではありませんが
おおまかに分類されるようです

普通の錦糸玉子のちらし寿司は
男性より女性が好む商品

ですが今回のちらし寿司は
男商品です

なぜなら鯖が男性好みだからです
スーパーの開店や休日の夫婦など
男性客が多い時には
大人気ヒット商品になります
そしてその味にはまった男性客が
平日に奥さんに店で買うように
求めるように仕向けるのです

店のオリジナル人気商品になった
そんな店があちこちにあります
どんな時に何を売り込むか
そんな時のヒントになる商品

いつもの錦糸玉子のちらし寿司の
具を少なめにして〆鯖の切り身を
少し多めに散らします
これで男性も好む男商品の
ちらし寿司になる不思議な寿司

紅しょうがを忘れずに
商品の彩りが変わります

★林廣美のワンポイント★
女性が好む普通の安いちらし寿司と巻き寿司は、惣菜にとって大事な定番商品。手を抜かないように味を守ること。女商品のちらし寿司や巻きずしは昼時に良く売れるので、時間外れにならぬようにランチタイムには、品揃えをしっかりと。

hayashi-hiromi

＜By　林廣美＞

今月の標語

前略ヨーカ堂のみなさんへ

祝600回記念お惣菜全メニュー500

プロフィール

＜林　廣美＞

日本フードサービス専門学院　学院長

週刊誌編集長、料理雑誌「魚菜」編集長を経て74年料理研究家として独立。同年、(株)シェフを設立、代表取締役となる。一流メーカーの販促企画メニュー開発など食材および調味料マニュアルの指導にあたる。食品総合コンサルタントとして活躍の傍ら、日本フードサービス専門学院を設立、デリカの調理理論、実技指導を担当。惣菜業界の第一人者として講演依頼も多数。

【執筆活動】
『惣菜の教科書』(商業界)、『ミートデリカ入門』(食肉通信社)など。月刊誌『食品商業』（商業界）の常連執筆者。

＜山中　典子＞

フードプランナー・日本フードサービス専門学院　講師

東京家政大学短期大学部栄養科卒業後、辻クッキングにて副校長を務めた後、退社。キッコーマン(株)商品開発室に入社し、「タレ・メニュー開発」を担当。その後、キッコーマンデリカ(株）にて全店のメニュー開発・商品開発・企画にたずさわる。現在は、フードプランナーとして、フリーで活動中。

【現在の活動】
日本フードサービス専門学院講師、コーディネータースクール講師、レストランのテイクアウト商品のアドバイザー、食品メーカーのメニュー開発・撮影、展示会のメニュー開発・デモンストレーション・展示品作成、食品関係の撮影、料理教室主宰

【免許・資格】
衛生管理者、フードコーディネーター、野菜ソムリエ、食品衛生責任者、食生活アドバイザー、雑穀エキスパート、フードアナリスト、食の検定（食農検定）、食育指導士、介護食アドバイザー、中級食品表示診断士、普通自動車運転免許など多数。

＜大塚　長務＞

株式会社明治屋代表取締役

1975年12月19日大分県竹田市生まれ
高校卒業後、大阪あべの辻調理師学校に入学。その後、京都の料亭、福岡、現ミシェラン三ツ星獲得料亭を経て、和食では、ほとんどなかった真空料理・新調理法を10年以上前から自社で取り入れ指導者とし全国を中心に活動。調理人としての感覚と工業的調理知識を取り入れた調理技術の伝道師として、経済誌などに掲載され実力を認められている。

【資格】
国家技能調理師・調理師免許・河豚調理師免許・利き酒師

【趣味】
食べ歩き

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