【#684】季節の野菜炊き合わせ
季節の野菜炊き合わせ
木枯らしが吹く頃です
12月は惣菜は変動期
上旬から中旬にかけ
そして12月23日まで
売上げは一服状態で売れません
年末年始にお金がかかるので
毎年ぐっと財布の紐が固い
それでも過去のデータから見ると
不思議と煮物商品が売れるのです
だから12月はまず季節感を出して
「温かい」がテーマで売り込みです
ぐつぐつと煮込んだイメージを
売場に出すことが販促です
売り込み商品は「季節の炊き合わせ」
炊き合わせの材料は
カボチャ
蒟蒻
大根
人参
牛蒡
蓮根
サツマイモ
厚揚げなどなど
ダシを効かせて炊き込みます
野菜を切るのが大変ですが
盛り付けを考えて切ります
きれいに盛り付けて
1) 大中パックで
2) 売り方にも気を付けて
店で炊き合わせた煮物は
翌日スチコンで最終加熱をして
温めて冷ケースではなく
揚物と一緒の
常温売場で売り込みです
工場から来た煮物は
冷ケースでも良いのですが
スチコンで最終加熱で温めて
揚物の隣で売り込みます
★林廣美のワンポイント★
煮物は前日につくって、一晩置いて味を含ませてから、翌日スチコンで再加熱して販売することを勧めます。
寒い時こそ温かい煮物は強い販促にもなります。新豆のうずら金時豆や、新物の切り干し大根、新大豆の五目豆、新小豆のぜんざいなど新の付くものメニューでアピールしてください。
<By 林廣美>