【#698】国産若鶏スティックチキン
国産若鶏スティックチキン
経済が不安定で財布の紐が
しっかりと締まっています
値段も上がって大変です
こんな時は惣菜の動きは悪く
売上げは鈍いようです
そんな時でも客は
おいしい惣菜を望んでいます
それを忘れてはいけないのです
即食商品でおいしく
それでいて
価格は安く経済的な惣菜は無いか?
そんな難問への挑戦です
客はいつでもわがままな
要求を出します
そこでチキンの登場です
この商品は前にも登場しましたが
おいしく売れるように
レシピを改良しました
再度の挑戦です
カットした鶏ムネ肉を
ボールに入れて
チキンブイヨンの粉末か
牛豚肉風味のブイヨンの粉末を
スープをつくる時より多めに加え
よく混ぜ合わせて
味を浸み込ませます
これにバッターを付け
パン粉を付けて
カラリと油で揚げます
揚げ過ぎないことが
おいしくする最大のコツです
★林廣美のワンポイント★
日本での国産鶏ムネ肉は、ダメ肉と思われて安い原価で売られていますが、アメリカやヨーロッパでの人気はこの反対で、「鶏肉」と言えばモモ肉ではなく、ムネ肉なのです。モモ肉は「ダークミート」と呼ばれ、金持ちは食べません。
そこでおいしくつくる調理技術を学びます。鶏ムネ肉も調理の仕方でグルメの味、とまで言わせる㊙技術が、この味の揉みこみ調理なのです。
<By 林廣美>