【#708】ダシの効いた国産竹の子ご飯
ダシの効いた国産竹の子ご飯
日本の代表的な炊き込みご飯
それは「竹の子ご飯」と
「松茸ご飯」の二大ご飯です
これは日々のご飯ではなく
年に一度は食べたい季節のご飯
不思議なデータがあります
この二つのご飯
季節中に一回は必ず買って
食べる人が多いのです
食べておいしければ
2~3回と続きます
大事な定番商品なのです
だから粗末にできない商品
今では中国産のボイル竹の子が
惣菜の主流になっていますが
味も無ければ香りもしない
それでは「竹の子ご飯」も
可哀想というものです
思いきって今年は国産竹の子で
香りも味も本物の季節の味に
ちょうど国産のボイル竹の子が
出回っている時期です
かつお節で多めのダシ汁を取り
出し入り醤油で味を付け
国産茹で竹の子のスライスと
刻んだ油揚げの具を入れて
煮含めて煮汁と具とに分け
煮汁で炊き込みご飯を炊き
冷ましてから
別に冷ました竹の子の具を
ご飯に混ぜ合わせるのが
おいしいつくり方です
きれいな竹の子を選んで
トッピングします
季節感を出すために
木の芽を飾ります
★林廣美のワンポイント★
炊いたご飯と具を混ぜる時は、両方の材料を同じ温度に合わせて、混ぜるのが惣菜の原則。熱い物と冷たい物、温度の違う物を合わせると、雑菌が増えて腐る原因になります。熱ければ両方熱く、冷たければ両方とも冷たくして混ぜ合わせます。これが基本です。
全部一緒に炊けば良いのですが、竹の子のおいしさを強調できないので、分けてみました。ご飯より、竹の子がおいしいように味を少し濃くしてみます。人気のご飯なのでひと手間掛けてください。
<By 林廣美>