【#743】紅はるか大学芋(スイートポテト)
紅はるか大学芋(スイートポテト)
今はサツマイモの大ブーム
とくに焼き芋が人気ですが
手軽なデザートである
甘い飴タレでからめた大学芋も
よく売れています
なぜ冬の今か?
それには理由があります
サツマイモは収穫後
貯蔵して熟成させることで
甘くなります
2月くらいから
ぐっと甘くなるのです
これからがおいしい時なのです
甘いものといえば女性の好み
主婦が買物に行く
スーパーや惣菜店などでは
売れ筋の商品です
おやつデザートです
揚げたサツマイモに
からめるタレが甘いので
「サツマイモなら何でもいい」
などと思ったらとんでもない
甘いサツマイモと
甘くないサツマイモでは
売れ方が全然違うのです
できるだけ甘めのサツマイモを
選びましょう
生で食べて甘ければ大丈夫
細めの小さいものでもOKです
乱切りにして油で揚げて
業務用のタレの飴を絡めます
それだけででき上がりです
★林廣美のワンポイント★
よく冷凍の大学芋を仕入れて解凍して売る、という手軽な業務用の大学芋がありますが、始めは売れても、すぐに売れなくなります。それは甘くない外国産などのサツマイモを使っているからです。
タレが甘いのだからサツマイモが甘くなくてもよい、と思うのは間違いで、食べてみたらよく分かります。始めは甘くても、嚙んでいる途中で甘味が無くなってくるからです。大学芋は甘めのサツマイモで、しかも手づくりが売れるのです。売れるポイントは「甘さ」です。
<By 林廣美>