【#792】手づくり「小海老のパプリカマヨネーズ」~新年の手軽ご馳走「おかず祝い」~
手づくり「小海老のパプリカマヨネーズ」
~新年の手軽ご馳走「おかず祝い」~
新春用のおつまみ兼おかず商品
売上げが渋い時には
海老の特売がよく効きます
そのためには原価を下げるのが
有効な手段です
下げるためにひと工夫
面倒でも冷凍エビを解凍して
自分たちで海老の殻を剥きます
(冷凍むき海老を使ってもOK)
殻を剥いた海老の腹側に
包丁目を入れて海老を伸ばします
伸ばす作業ができない場合は
業務用の天ぷら用
「伸ばしエビ」を使います
海老に塩コショウを振り
天ぷら粉を濃い目に
溶いて海老に付け
フライヤーの油で揚げます
特別ソースをつくります
マヨネーズ 5(業務用硬め)
クリームチーズ 1
ケチャップ(色と味付け用) 1
甘酢 0.5(寿司合わせ酢用の甘酢を使うと便利)
これをよく混ぜ合わせて
ソースをつくります
味のチェックを忘れずに
揚げた小海老に
ソースを多めに付けて
トレーに形よく盛り付けて
上からパプリカ(スパイス)を
振りかけます
★林廣美のワンポイント★
海老は大きさで値段が大きく変わります。小さくなればなるほど安くなるのですが、あまり小さいと売れなくなるのでサイズに気を付けましょう。冷凍エビを解凍して、面倒でも殻をむきます。「冷凍剥き海老」よりかなり原価が下がります。
冷凍海老の仕入れにも気を付けてください。背ワタの(海老の背にあるワタです)の少ない冷凍エビを仕入れます。背ワタを取る面倒な手間が省けます。背ワタの少ない海老は、生産地で生きた海老を一週間くらい絶食させて、ワタが残らないようにした海老です。
●林先生の家庭料理教室コーナー●
海老は人気メニュー。皆の喜ぶ顔を想像して、面倒な冷凍エビの殻を剥きましょう。殻を剥いたら背ワタをとります。(楊枝を使って取ると便利です)次に焼き鳥などに使う竹の串に、海老の尻尾のほうから、まっすぐに刺します。そうです。串揚げ(天ぷら)にします。海老は加熱すると丸く曲がってしまうので、串を使ってまっすぐにして見栄えをよくするのです。
これに固めに溶いた「天ぷら粉」を付けて、少なめの油を入れたフライパンで揚げるような、焼くような調理「揚げ焼き」にします。火加減は弱火です。火が通ったら取り出して冷まし、マヨネーズを付けて皿に盛り付けてパプリカパウダーを振りかけます。
<By 林廣美>