【#810】人気上昇「焼き魚弁当」~季節の弁当は夕食に売れる!~
人気上昇「焼き魚弁当」
~季節の弁当は夕食に売れる!~
高額の弁当には
魚のおかずが多い
なぜでしょうか?
それは冷めても柔らかくて
しかもおいしいからです
そして午後3時以降によく
売れるのです
鶏肉 豚肉 牛肉など
焼いた肉のおかずは
冷めると硬くなって
弁当では敬遠されます
多くの高齢者は魚が好きです
特に男性が好きで
奥さんに夕ご飯でリクエスト
だから亭主の好きな魚の惣菜は
午後3時以降に売れるのです
少々高額でも買ってくれます
写真は鰤(ブリ)の焼き魚です
切り身を焼いたものですが
鰤でなくても
鯖でも 鮭でも
おいしければ
強い固定客が増えます
冷めても柔らかい
焼き魚に挑戦してください
おいしく焼ければ
単品でも売れます
★林廣美のワンポイント★
料理店の焼き魚は焼いて柔らかいうちに食べます。でも惣菜はいつ食べるか分かりません。冷めても柔らかくおいしくつくるワザが必要です。
惣菜の焼き魚は、下味の調味液(水200cc、塩10g、砂糖10g、ハイミー少々)をつくり、この液に魚を漬け込みます。魚の切り身が薄ければ、3~4時間、厚ければ一晩漬け込みます。漬け込んだ魚は冷蔵庫の中で保管します。
漬け込み液を切って、スチコンやグリルで焼き上げます。焼き上がり時に魚の身が柔らかくなっていることがあるので、気を付けて取り出します。冷ましてから弁当に盛り付け、照り焼き風の場合は、照り焼きのタレを塗って仕上げます。
●林先生の料理教室コーナー●
スーパーマーケットで魚の切り身が特売で売っていたら、多めに買い求めて、漬け込んでおくと便利です。この漬け込み液で漬けた切り身は冷凍保存がきくので、冷凍保存用の密封袋に入れて冷凍しておきましょう。使う時は袋ごと流水で解凍してから取り出し、グリルで焼いたり、フライパンでバター焼きなどに焼き上げたりできて便利です。
<By 林廣美>