【#812】ペンネマカロニのクリーム和え~女性に人気のパスタメニュー~
ペンネマカロニのクリーム和え
~女性に人気のパスタメニュー~
見た目すがすがしいイタリアン
初夏の爽やかさを込めた
これからの新メニュー登場
パスタはなかなか
売りにくい商品でした
でもおいしくつくれば
女性客が手に取って
くれるようになりました
これからパスタは注目商品
当店だけの本格イタリアン
売れるようになります!
パスタが売れない原因は
パスタにソースを
絡めて陳列しておくと
おいしいソースが消えて無くなり
パスタが団子になって
食べられなくなるからです
そこでパスタは茹でる時に
水ではなくおいしいスープ
つまりコンソメスープで茹でます
茹で過ぎくらい
20分以上茹でます
アルデンテにこだわらないこと
柔らかく柔らかく茹でます
次にさっと水で洗って
パスタのぬめりを取り冷やして
ソースを多めにたっぷり絡めたら
でき上がりです
トレーはレンジ対応の
容器を使用します
盛り付ける時にところどころ
ケチャップを点々とふり
(写真の赤い所がケチャップです)
重ねてたっぷりパスタを盛り
粉チーズをふって
ブロッコリーをトッピング
ソースは業務用のホワイトソースに
生クリームとピザ用のチーズを
加えて加熱して塩こしょうで
味を調えます
ピザ用チーズを多めにして
緩いとろみを付けます
点々とケチャップを振るのは
食べる時に同じ味で
飽きないようにする工夫
味のアクセントを付けて
おいしさを強調します
★林廣美のワンポイント★
茹でたうどんやそばが、時間が経つと伸びるように、パスタもソースの水分を吸って必ず伸びます。
そこでパスタを茹でる時に時間を延ばして、わざと茹で過ぎにします。パスタの水分を多くすれば、それ以上吸いません。だからおいしいスープで茹で過ぎくらいに茹でるのです。食べておいしければ、多少茹で過ぎでも客は満足してくれます。イタリアでもすべての人が硬めのアルデンテのパスタの好むわけではありません。柔らかいパスタを好きな人もたくさんいるのです。「パスタはアルデンテ」と決めつけないことも大事です。
惣菜のパスタは必ず伸びるのだから、伸びてもおいしいパスタをつくれば、ミートソースでもナポリタンでも、まだまだ売れるのです。
●林先生の料理教室コーナー●
手づくりのポテトサラダはおいしくできても、パスタのマカロニサラダは上手につくれません。それはパスタを水で茹でるからです。パスタはコンソメスープで茹でるようにすればいいのです。こうすればパスタを多めに茹で過ぎて残しても、冷蔵庫で保存しておき、後で色々な料理に使えます。
伸びてもおいしいおかずパスタメニューの開発です。炒めて焼きそば風、スープに入れてパスタスープ、牛乳スープに入れてニョッキ風、おいしいグラタンなどに使えます。
<By 林廣美>