【#816】北海道「柔らかホタテ照り焼き膳」~週末の御馳走弁当です~
北海道「柔らかホタテ照り焼き膳」
~週末の御馳走弁当です~
初夏の味です
初夏の御馳走です
大きなホタテが安く出回っています
これを使って販促を掛けます
週末に売り込む弁当メニューです
原料のホタテはほとんどが
冷凍の蒸しホタテです
そのまま食べられるので
焼きタレなどを塗って
北海道をイメージした
豪華季節弁当をつくります
食べたら柔らかな食感をいかして
豪華なイメージで弁当に仕上げます
ホタテ5個は多すぎると思えば
3個でも構いません
その分安く売れますね
醤油味の炊き込みご飯の上に
柔らかいホタテを盛り付けて
錦糸玉子と昆布の佃煮と漬物を
盛り付けます
★林廣美のワンポイント★
照り焼きだからと、原料の「蒸しホタテ」をまともにスチコンで焼いてはいけない!硬くなること間違いなし!ホタテが硬くなったら売れなくなります。せっかく柔らかく蒸してあるのだから、最後まで柔らかく仕上げるのが惣菜のプロです。
冷凍蒸しホタテは解凍をして、30分間ほど「醤油」か「焼鳥のタレ」に漬け込んで味を含ませます。鉄板かフライパンでステーキのように両面に焼き目を強火でさっと付けます。全部を焼く必要はありません。表面だけ焦げ目を付けるだけでOK。
蒸しホタテは刺身として、そのまま食べられるように火が通っているのです。ただしタレの味はついていませんから、味を付けて焼きます。醤油味なのですぐに焦げ目が付きます。
●林先生の料理教室コーナー●
大きな「蒸しホタテ」は値段が高いですが、冷凍を解凍した小さな蒸しホタテの「ベビーホタテ」が鮮魚売場で安く販売されています。これを使って同じように「醤油」か「麺つゆ」、または「焼鳥のタレ」に15分ほど漬け込んで、面倒でも(ホタテが小さいので)フライパンで両面焦げ目を付けるように短時間で焼き目を付ければ柔らかく仕上がります。面倒だからとぐずぐずと炒めてしまうと、固くなって不味くなります。くれぐれも火を通し過ぎないように注意をします。おかずとしてなら、大根おろしとレモンの絞り汁で食べると、とびきりおいしいはずです。
<By 林廣美>