【#817】具盛りだくさん「冷やし中華」~暑い日に売り込む卵入りの強力商品~
具盛りだくさん「冷やし中華」
~暑い日に売り込む卵入りの強力商品~
気温が26℃を超えると
惣菜商品の売れ方が変わります
ホット売場からコールド売場へ
冷たい商品が動きます
そこで冷たい麺商品の出番
そうです「冷やし中華」 が
注目の商品になります
今年は早めに売りましょう!
この冷やし中華の目玉は「玉子」
ゆで卵を半分にカットです
ゆで卵
錦糸卵
焼き豚カット
戻しワカメ
キュウリ千切り
そして 紅ショウガ
茹で中華麺
冷やし中華のタレ 小袋
からし小袋 をセット
麺とタレは業務用の冷やし中華麺
タレは試食して
酸味はほどほどで
甘味のおいしいもの
(酸味が強いと男性客が嫌います)
今年はいつもの年より
早めにセットして
チャンスを逃さず
売り込みます
★林廣美のワンポイント★
目玉は二つ。一つはゆで卵。もう一つはおいしい焼き豚です。他店との差別化はこの二つとタレの味。タレの小袋は試食して厳選する。酸味と甘みに注意。最近は麺も進化しているので、色々な麺を試食して、伸びにくいものを選びます。
冷やし中華と合わせて、ざるそば、冷うどんなどの麺メニューも販売します。だだ、日によっては気温が高い日、低い日があるので、天気予報に気を付けて売り込みます。
●林先生の料理教室コーナー●
ラーメンと違って冷やし中華は材料が多く、色々な材料を集めてつくるのは大変です。そこで、惣菜売場の「冷やし中華」を購入し、自宅で具をプラスするのがお勧めです。
たんぱく質などの栄養を考えて、おいしい焼き豚やロースハムを刻んで合わせます。キュウリ以外の野菜を加えるのもOKです。レタスをサラダ感覚で大きめに刻んで合わせるなど工夫すれば、食事になります。惣菜商品ベースにメニューを完成させる。たまにはこんな手抜きもよいでしょう。
付属のタレの量が少なければ、タレは手づくりできます。割合は醤油1:砂糖1:酢1:ゴマ油0.3です。つくりやすい分量だと、醤油大さじ1:砂糖大さじ1:酢大さじ2~3、ゴマ油小さじ1です。酢は米酢か黒酢などの柔らかな味のものを使うと本格的な中華店の味になります。
<By 林廣美>