【#819】牛焼き肉と鰻の贅沢「鰻膳弁当」~今年の「丑の日」は長期に売り込め~
牛焼き肉と鰻の贅沢「鰻膳弁当」
~今年の「丑の日」は長期に売り込め~
何でも値上がりで
惣菜も元気が無い時ですが
「丑の日」は別です
なんと今年は7月24日
8月5日の2回が「丑の日」です
つまり7月24日から
8月5日までずっと
鰻を売ることが可能です
「丑の日」は
「う」の字が付く料理を食べる日
鰻の日です
日本人は節約と贅沢が大好き
普段は節約しても特別な日は別
そんな売り込みのために
今から準備が必要です
だから弁当も「膳弁当」と命名
弁当の半分は「牛焼き肉」
半分が「鰻重」と豪華です
鰻は使いやすい
冷凍のスライス鰻を使いました
小袋のタレを添付します
牛焼き肉は自店内加工
これで売価を抑えて利益確保
弁当はご飯がおいしくないと
売れません
牛焼き肉のご飯は焼き肉のタレ
鰻重のご飯には鰻のタレを
上からかけて
味つけご飯にします
これが大事な調理のコツです
粉山椒の小袋も付けて
本格感を出します
この商品はミニ商品と
夕食時にはボリューム商品を
売り込みます
しかも土日の週末が2回も
販売チャンスがあるので
ハレ商品で売上げ倍増を狙えます
★林廣美のワンポイント★
惣菜の最高の夏のイベントがやってきました。売れるイベントメニュー、それが「鰻」です。「丑の日」は「う」の付く料理を食べる行事食。そこで牛(うし)の「焼き肉」と「鰻」(うなぎ)の強力メニュー。昼食用にはボリュームを減らして売価も変えて売り込みます。夕食用にはボリュームを付けるなど工夫をします。さらに夕食用にはインスタント「お吸い物」の小袋を添付して「御馳走」感を出します。
●林先生の料理教室コーナー●
スーパーマーケットで売っている長焼き鰻蒲焼を包丁で人数分に切り分けます。それをレンジなどで温めると柔らかい鰻蒲焼につくれます。フライパンでタレと一緒に温めると、さらにおいしくなります。
ご飯は、冷ご飯を使う時には必ずレンジで温めてから、鰻のタレや焼き肉のタレをまぶして味付けご飯をつくります。冷ご飯のまま味付けはNGです。ご飯を必ず熱くしてからタレをかけてまぶす、これが基本です。炊いたご飯なら熱いうちにタレをまぶします。
今人気の時短料理ならば、牛焼き肉はレトルトの牛丼の素を使い、レトルトの汁は温かいご飯にかけてまぶし、上に肉の具を載せればOKです。同じように温かいご飯に鰻のタレをまぶし、切って置いた鰻もチンしてのせ、鰻のタレをかけます。山椒の粉をふりかけて食べます。「丑の日」には地域によって「うどん」を食べる習わしがあるので、お吸い物の代わりに小さな冷「うどん」の椀を添えて楽しむこともできます。
<By 林廣美>