【#821】中華風キュウリの「夏和え物」 ~POPで「もう一皿の涼味」を売る~
中華風キュウリの「夏和え物」
~POPで「もう一皿の涼味」を売る~
暑い夏は料理づくりも面倒
これなら家族からも
誰も文句は出ないだろう
主役のキュウリと
胡麻油の香りが人気です
材料は
うす塩のキュウリ即席漬
茹でた鶏胸肉のほぐし身
業務用仕入れの中華クラゲ
胡麻油の香りが決め手の「中華ドレッシング」
単純ながら複雑な本格中華の味
カットしたキュウリに
中華ドレッシングをまぶして
大きなポリ袋に入れて
袋の空気を抜いて縛り
一晩冷蔵庫で漬け込んで
中華ドレッシングキュウリを
つくります
量が多ければキュウリの浅漬けの要領で
塩で漬け込みます
このキュウリの水気をよく切って
トレーに盛り付けて
柔らかく茹でたほぐし鶏肉
(サラダチキンでもよし)
業務用の「味付け中華クラゲ」を
形よく盛り付け
糸唐辛子を
トッピングします
★林廣美のワンポイント★
ポリポリのキュウリおいしく、いくらでも食べたくなるようにつくるのがポイント。キュウリのイボイボには細菌が多いので、必ず強くこすり取り、洗浄してからカットします。キュウリは少なめの塩で普通の漬物より味を薄めに作ります(キュウリに対して塩は2%強の分量)。水気をしっかりと切って、ボリュームを付けてお買い得価格で売ります。
●林先生の料理教室コーナー●
味付けクラゲは人気の高級食材です。トッピングすることで高級感が出ますが、おかずにするには費用がかかります。そこで味付け中華クラゲの代わりに漬物の沢庵(タクアン)を千切りにして使ってみました。タクアンは少なめに歯ごたえが楽しめるくらいの量でOKです。
メインのキュウリをおいしくしたいので、塩ではなくドレッシングで漬け込みます。キュウリ2~3本分に対し、中華風ドレッシング(酢50㏄、醤油大さじ2、砂糖小さじ1~2、豆板醤好みで少々、煎り胡麻大さじ2を合わせてから、胡麻油大さじ3、サラダ油大さじ3)を加えて良く混ぜてつくります。胡瓜を増やしたら、中華風ドレッシングも増やしましょう。
メインの胡瓜はカットして中華ドレッシング(食べる時に上からドレッシングをかけるのでその分を取り分けて残しておく)と一緒に、ポリ袋に入れてしばらく置いてから、手に力を入れてギュギュと圧力をかけて漬物風にします。しばらく置いたら、キュウリから出た水気を切って、キュウリとタクアンを混ぜて器に盛り付け、茹でてほぐした鶏肉を盛ります。上から中華ドレッシングをかけて混ぜ合わせていただきます。
鶏肉は鶏ササミでも、鶏ムネ肉でも構いません。鶏肉を柔らかく茹でてほぐします。多めにつくり、たっぷりと楽しみます。
<By 林廣美>