【#834】季節満載の「焼き秋刀魚弁当」
季節満載の「焼き秋刀魚弁当」
~魚の焼き方が売上げを決める!~
焼き秋刀魚と秋の炊き込みご飯
売れる 売れないは
魚の焼き方次第です
秋刀魚は濃い塩水に一時間ほど
漬けておいて
水気をふき取り
半分にカットして
スチコンで焼きます
中温のオーブンモードで中まで
火を通すことが重要
秋刀魚は腹ワタを取りません
腹ワタは火の通りが悪いので
160℃くらいのオーブンで
良く焼きます
この段階で焦げ目はつきません
焦げ目は焼いた後
バーナーであぶって焦がす
「あぶり焼き」ですね
皮は焦げて身はふっくら
焦げ目の香りもポイントです
炊き込みご飯と煮物おかずと
玉子焼きなどを添え
高級感を加えて
週末などに売り込みましょう
炊き込みご飯は白飯でもよし
とにかく魚をおいしく焼き
魚好き客を捕らえます
★林廣美のワンポイント★
魚の惣菜は、男性客がポイント。女性は魚の骨やはらわたが苦手。女性向けにつくるには、魚の頭とはらわたを外して焼き上げます。男性客が多い駅に近い店なら、頭・ワタ付きで男性向きにつくり、一般的な店ならワタ無しで女性向きにつくります。
●林先生の家庭料理教室●
家庭での焼き魚は苦手です。特にはらわた付きで焼くのは難しい。子どもや女性は頭とはらわたが苦手なので、調理する前に頭とはらわたをカットして取り除きます。
フライパンにクッキングペーパーを敷いて、秋刀魚に塩を振って並べて、まず中火で秋刀魚の下を焼き、次にひっくり返して焼き上げて焦げ目を付けます。クッキングペーパーを必ず使うのが、魚を楽に上手に焼くコツです。
<By 林廣美>