【#850】ベーコン入り・新「マカロニサラダ」
ベーコン入り・新「マカロニサラダ」
~インフレに対応する!!~
なんでも値上がり
なんでも値上げでは
売れる数も減って
惣菜の売上げも目減りする
そこで自慢の調理の腕前発揮
いつもの値段で売れる「サラダ」
ボリュームたっぷりの
おかずになるサラダの登場です
サラダにする マカロニは
茹でて 茹でて 茹でて
重量を3倍に増やすのです
マカロニが重さの3倍増しになる
これは原価も大助かり
しかしこれは手抜きレシピでは
ありません
惣菜ではこれが
正しい「マカロニサラダ」の
つくり方なのです
普通の家庭風レシピでつくると
時間が経つと
マヨネーズがマカロニに
吸い込まれてまずくなり
見た目も悪くなります
これでは売れません
つくってから
長時間後に食べる
惣菜のマカロニサラダには
不向きです
おいしいマカロニサラダは
マカロニを水ではなく
おいしいスープ(だし)で
なんと30分!!
コトコトと茹でまくります
もちろん茹であがったマカロニは
ふにゃふにゃです
でも大丈夫
冷蔵庫で冷やせば
元の形に戻ります
水分でおなかいっぱいになった
マカロニを冷やして
マヨネーズと和えれば
なんと長時間置いても
マヨネーズを吸い込みません
これがマヨネーズたっぷり
惣菜おかずの人気商品
「マカロニサラダ」の極意です
キュウリのスライス
玉ねぎのスライス
茹でたニンジンスライス
ベーコンの角切り
マヨネーズは多めで
少し豪華に仕上げます
味付けの工夫で店自慢の
ボリューム盛りパック
新商品で勝負です
★林廣美のワンポイント★
マカロニをスープで長時間しっかりと茹でるので、最近流行りの「早茹でタイプ」ではなく、昔ながらの肉厚タイプのマカロニを使います。これが㊙のノウハウです。
マカロニの分量の3倍強のおいしいスープで30分間コトコトとしっかりと茹でます。「パスタはアルデンテ」は忘れてください。これでマカロニは元の重量の3倍くらいになります。
茹でたマカロニはザルにあげて茹で汁を捨て、マカロニを水でさっと洗ってぬめりを取ります。冷蔵庫で冷ましてから、玉ねぎのスライス、キュウリスライス、茹でニンジンのスライスなどと共に、好みの味に調整したマヨネーズ(業務用)で和えてでき上がり。
マカロニがおいしいので、店独自の味が出せます。しっかりと茹でることで、陳列していてもマヨネーズがマカロニに吸い込まれず、トロミも残っておいしくできます。コストも下がるので安く売れますね。
●林先生の家庭料理教室●
家庭では30分も茹でていられないので、早茹でのマカロニを使ってください。ただし水で茹でずにコンソメスープの素を使ってマカロニを茹でます。茹で時間が短いので、濃いめの味のスープにします。茹でたマカロニを食べてみて「おいしいな!」と思えれば良いでしょう。柔らかめ、アルデンテは自分の好みでOKです。
好きな野菜やシーチキン、昔風に魚肉ソーセージ、スライスハムなどを加えて仕上げます。サラダというよりは、洋風おかずの一品になります。
<By 林廣美>