【#853】春の「おこわ3点盛り」
春の「おこわ3点盛り」
~蒸し立てで人気、ロスなし可能~
左が「五目おこわ」
中は「赤飯」
そして右は「魚佃煮おこわ」
「五目おこわ」は
シイタケ 油揚げ ニンジンなど
田舎風に煮た具を混ぜたもの
赤飯はおなじみの「赤飯」です
「魚佃煮おこわ」は
具無しの「白蒸し」おこわをつくり
小魚の佃煮を混ぜます
この「白蒸しおこわ」は
つくり方でいろいろな
「おこわ」ができます
アサリの佃煮を混ぜれば「アサリおこわ」
ワカメご飯の素で「ワカメおこわ」
鰻のかば焼きと合わせれば「鰻おこわ」
つくるのが難しければ
業務用のおいしい「冷凍おこわ」があります
色々な種類がありますから
3種類の「おこわ」を選んで
スチコンで温めれば商品になります
ただし組み合わせに
外せないのは
定番の「赤飯おこわ」です
「おこわ」の組み合わせに
「赤飯」を入れるのが必勝法です
★林廣美のワンポイント★
おいしい「おこわ」ですが、スチコンでは「もち米」を「おこわ」にするのは難しいようです。おいしい「おこわ」づくりには、専門の業務用の蒸し器が必要です。そこで短期間だけ商品化するのなら、業務用の「冷凍おこわ」を利用すると良いでしょう。「冷凍おこわ」はもちろんのこと、普通の「おこわ」でもスチコンで蒸し直して販売できます。蒸し直しをしても、食感や味がほとんど変わらないのが、「おこわ」の大きな特徴です。この特徴を上手に活かして売り込みます。おすすめの売れ筋は人気の「赤飯」と「中華おこわ」ですね。
●林先生の家庭料理教室●
家庭では、「おこわ」が炊ける電気炊飯器を利用します。「赤飯」は小豆(あずき)から赤水を取るなどの手間が大変なので、市販の「赤飯の素」を利用します。色々な味の「変わりおこわ」をつくるなら何も入れずに「白蒸しおこわ」を炊飯器で炊き上げて、ウナギのタレを回しかけて味付けおこわをつくります。そこに「牛肉のしぐれ煮」や「ウナギの蒲焼き」、「小海老の佃煮」、「アサリの佃煮」など、好みの具材を選んで混ぜて、一品に仕上げます。
「白蒸しおこわ」の味付けにウナギのタレではなく、「麺つゆ」で味を付けて、それに煮上げた野菜の具、野沢菜などの漬物を刻んで混ぜて作る「田舎風」の一品もおいしいものです。
<By 林廣美>