【#286】手づくりいなり寿司
梅の花が咲き
桜の蕾がふくらんで
春の味が
人気となる
そこで“いなり寿司”
本物の『おいなりさん』を
手づくりで売り込もう
いなり寿司なんか
メーカーに電話をすれば
すぐに持ってきてくれる
機械で大量生産だから
という人がいたら
間違っています
機械にはない
柔らかでふっくらした
“いなり寿司”こそ
人気なのです
皮は作るのが大変なので
メーカーに頼みます
おいしい皮を選びます
①ふっくら柔らかい
②味付が薄味で甘口
③皮の内側に豆腐の残りが
付いているようなもの
皮の内側に豆腐の残りが
あるような皮は
ジューシーなダシが残っていて
おいしいのです
さて
皮に入れるシャリですが
①白いシャリに煎りゴマを加える
②カンピョウ、ニンジン、シイタケなどを
甘く煮た具を細かく刻んだものを加える
①や②を皮の中に詰める
詰める時は要注意
袋にギュウギュウ詰めは
おいしくない
ゆるやかにふわっと詰めること
イナリの皮を軽く絞って
余計な汁を絞り
シャリを20g前後
詰めれば出来上がり
何も入れない白いシャリなら
握寿司のシャリ玉を
1個入れて
包んででき上がりも可能です
でもできればシャリに
ゴマくらいは入れて欲しいもの
おいしいいなり寿司
1個30円~50円で
春の行楽弁当に
ぜひ売りたいもの
シャリの中に
ユズの皮など混ぜて
差別化も図りたい
<By 林廣美&山中典子>