【#338】おかずになるお好み焼
今晩のオカズはお好み焼きだよ!
と言われてにっこり笑うのは
大阪や広島の子供です
おかずになるお好み焼
お好み焼きでご飯を食べる
関東以北の人は
目を丸くして不思議がる
でも大阪や広島では
サラリーマンが集まって
お好み焼きをつついてビールを飲む
家では食卓に
お好み焼きが並べられ
それも一人に一枚づつ
それをオカズに家族揃ってご飯です
おいしいソースが
どっさりとかかっていて
温泉卵や目玉焼きが乗っていれば
立派なご飯のオカズです
実は本場の
キャベツたっぷりのお好み焼きは
柔らか春キャベツが本当の主役
だから春が一番おいしいのです
専用のお好み焼きの粉と
卵、水を加えて混ぜ合わせ
刻んだキャベツをたっぷり加えて
熱い鉄板の上に丸く高めに盛り付けて
豚バラ肉のスライスを乗せて
上と下をひっくり返して焼くのです
ホットプレートを使います
ホットプレートに2個分焼き上げて
たっぷりとお好みソースを塗りあげて
削り節を振ってから青ネギを振りましょう
春のキャベツは柔らかく
お好み焼きにすると
溶けるような舌触り
この柔らかさが関西の味
お好み焼きの粉には
かつお節や海老の粉
だしの素などが入っていて
粉そのものがおいしいのです
だからオカズになるのです
大きくて食べごたえがあって
1枚298円くらいでどうですか
<By 林廣美&山中典子>