Eat to Live for Healthy & Sustainable Life
皆さん写真をご覧下さい。
これは私が常々通う米国最大のナチュラルスーパーマーケット「WHOLE FOODS」で好んで食するランチです。
ケール、金時豆、黒豆、ビーツ、カリフラワー、ブロッコリー、キャベツと人参のコールスロー、グレープ、トマト、豆腐のカレー風味、サフランライス、リンゴ、蒸し鶏肉のスライスなど。バランスのとれた内容でしょう?
そしてこのカラフルな彩り!
このランチを食べるとガソリンを給油された車のように、パワーが体の底から沸いてきます。もちろん美容にも効果抜群です。どんなに良い化粧品を使用していても、サプリメントを常用しても、日々口にする健康的な食事に勝るものはありません。
そしてこのランチが入っているボックスですが、リサイクル紙または、地面に埋めるとやがて分解して土にかえる素材を使用しています。メニューに使用されている野菜、豆や肉は、もともとこのスーパーマーケットの青果や精肉部門で販売されていたものを調理したものです。
売れ残った惣菜は飼料として地元の農家に無償で譲っているそうで、まさしくこれこそ、現在全米で最も熱く支持されている理念 “Green/Eco-Friendly & Susutainability(緑と環境に優しい、健康で持続型のライフスタイル”の極地です。
もちろんこの店舗で販売されているサプリメントも自然化粧品も同じ理念で製造されたものが数多く並んでいます。
経済の悪化が収まらず、小売業全体が貧窮してるこの状態でも、消費者の10人に4人は、環境への配慮に対する意識と責任をもって、美容・食品などの商品を購入しているそうです。そして徐々にではありますが、その数は増加しているといわれています。
これは過去の大不況の時代には見られなかった現象であり、この事実から見ればアメリカは本当に、内から病んでいるわけではないのだと安心します。
われわれの業界復興の鍵は、ここにあるかもしれませんね。
五十嵐ゆうこ