<物流クレート標準化協議会ニュース>㈱北陸シジシー導入概要
9月15日のブログで紹介しました㈱北陸シジシーの「標準クレート」導入。
その概要をもう少し詳しく報告します。
まず、導入場所は北陸シジシーの日配センター。
標準クレートのタイプはI型を使用し、初回導入枚数は5000枚を予定します。
I型クレートサイズは
・外寸 278×388×132ミリ
・内寸 534×348×120ミリ
・有効内寸 520×334×110ミリ
スーパーマーケット導入企業は北陸CGC共同配送加盟企業の9社92店舗。
石川県内では、ニュー三久、マルエー、ナルックス、祐企、マルゲンセンター、大丸、安達の7社44店舗、
福岡県内では、ハニー、若狭農業協同組合の2社48店舗とネットワークとなります。
当初の取引先企業は3社ですが、もちろん順次、拡げていく予定にしています。
この9社92店舗と、日配センター、取引先3社の間で、
14日(火)より、毎日、約100枚のクレートが循環していくことになっています。
標準クレートの導入効果は、
①月間車両台数にしてマイナス1台、
②月間カーゴ台車数はマイナス15台、
③月間作業改善人数はマイナス1人(1人/1日当り8時間作業換算)
そして他に、
④作業時間及び廃棄段ボールの量などが改善する
と予測しています。
この北陸CGCの取り組みは、「地場スーパーが連携して物流の低減に乗り出した」と地方紙にも大きく取り上げられました。
★標準クレートの詳細は日本スーパーマーケット協会「物流クレート(通い箱)標準化」ページに掲載されてます。
<by 商人舎標準クレート研究チーム・K>