京北スーパー訪問
今回は、千葉県柏市を中心に8店舗を展開する、
株式会社京北スーパーのご紹介。
京北スーパーは商品に特にこだわりを持っている、
高質スーパーである。
この日は、江戸川台店と新柏店を見学させていただいた。
こちらは昨年、テレビ東京「ガイアの夜明け」で紹介された、
新柏店の店頭。
入口からの写真。
店内は明るくてきれい。
まず、作り手の顔が見える野菜が並ぶ。
この小松菜は鮮度・品質ともに本当に良い商品だと感じた。
POPも分かりやすくてよい。
レモンのショーカード。
京北スーパーでは黒地のカードを中心に使用している。
それが良い商品のイメージを崩すことなく、
上品に引き立てている。
精肉コーナーでのPOP。
「セール価格」としての販売だが、
品質を重視している安心感をお客様へしっかりと伝えたい、
という意図が見えるレイアウトとデザイン。
そしてチラシ掲載品も、お客様が見つけやすいように陳列。
買い物誘導においても親切である。
私は通常、まずPOPを見ながら店内を歩くのだが、
京北スーパーでは、各コーナーにあるPB商品はもちろん、
めずらしいパッケージにも目がとまり、とても楽しかった。
エンドにも目を引く商品が集められているが、
ゴチャゴチャした感じはなく、見やすい。
酒コーナーも、売り場のスペースをうまく生かし、
商品を引立たたせる陳列法だ。
この日の鮮魚の目玉商品は「タラの白子」。
鍋が美味しくなりそう。
黄色地のカードも基本のレイアウトを崩さず、
タイトルごとに使い分けている。
季節の魚も鮮度がよかった。
京北スーパーは、確かに高価格帯の商品が目立つ。
ただ、それだけではなく、手頃な価格の惣菜や弁当などにも、
「良いものを」という姿勢がはっきりと見えた。
高質スーパーだからとの気取った感はなく、
お客様を喜ばせることへの思いが
「こだわりのスーパー」と呼ばれる所以なのだと、
強く印象に残った。
<By 中山政男>