山形でPOP講習会
山形県「南陽・高畠・川西地域雇用創造推進事業」の
人材育成の一貫で、POP講習会の講師として招かれた。
赤湯での開催。
昨年の村山地域での講習会は冬だった。
1月だったので、とても寒かったことを思い出す。
今回も主に直売所、就農の新規参入希望の方々を対象に講義。
皆、地元山形県の産品を例題に選び、
POPでの訴求方法を熱心に学んでいた。
自慢の商品が、地域の人や観光客に伝わるように、
講義と実技でしっかりと伝えた。
講義の前、現状のPOPを見たいと申し出て、
直売所に案内していただいた。
紹介するのは、高畠駅から車で5分ほどの「たかはた地産館」。
責任者の舟山徹マネージャー。
短い時間ではあったが、いろいろと話ができた。
売場はというと、POPも商品もきちんと管理されていて、
生産者が陳列台に並べるときも、乱雑に置かず、
丁寧に扱うようにと決めているようだ。
笑顔のとおりの明るく、そして運営にとても熱心な方だ。
店内は、見通しがよく、ひとつひとつの商品がとても選びやすい。
各陳列台に生産農家の方々が採れたての野菜や果物を並べていた。
「この地産館は、商品をとても大切にしてくれるので、
作ったほうとしてもうれしい」との話が聞けた。
POPもそれぞれていねいに作られている。
必ず説明文を入れる、プライスカードは、このレイアウトが基本だ。
ショーカードも読みやすく作られている。
山形、高畠町産ぶどうによるワインも豊富。
数々の受賞もされている逸品揃い。
その他、パスタやチーズ、酢、はちみつ、乾物など
加工食品もとても種類が多い。
米はつや姫、牛肉は山形牛、これらも、もちろんこの地域の名品だ。
この地域には、ここの他にも直売所がとても多い。
近くに行くことがあれば、ぜひ立ち寄ってみることをおすすめしたい。
さて、東京にも有楽町線の銀座一丁目駅のすぐそばに
「おいしい山形プラザ」という
山形県アンテナショップがあるとのことで、訪れてみた。
1階が特産品販売で、
2階には「サンダンデロ」というレストランもある。
名前の由来は、ホームページに書いてある。
面白いので見てみてください。
野菜、果物はもちろん、山形特産品各種が手に取れる。
「うんなん百薬」、こんな野菜もあったのか。
店内には、初対面の商品が各商品棚に見られた。
POPに記入する商品説明を考えながら店内をまわるのも楽しく、
勉強になった。
<By 中山政男>