いなげや 練馬関町店を訪問
2018年5月26日、練馬区関町南にオープンした
いなげや練馬関町店を訪問しました。
最寄駅は、西武新宿線の武蔵関駅。
入店して、すぐに青果コーナー。
左にはオイシックスコーナーを設置。
カットフルーツのコーナー。
左奥のPOPには「バナナの保存方法」を表示している。
手前の「いなげや通信」は、
いなげやオリジナル商品「食卓応援セレクト」に
添えているPOP。
手書き部分にはバイヤーの推奨内容が書き込んである。
プライスカードは文字、数字とも
シンプルに黒一色で統一。
ブロッコリー、かいわれ大根、ラディッシュなどの
新芽を集めて「新芽のチカラ」としてくくる。
棚のプライスカード横にはそれぞれの味や
使い方などを表示している。
精肉コーナー、ミートデリコーナーは
常ににぎわっている。
仙台牛については、
販路拡大などについての感謝状が
仙台牛銘柄推進協議会より贈られている。
オージービーフコーナー。
東京ビーフのコーナーもある。
鶏肉コーナーでは、
徳島県産の「阿波尾鶏」と
青森県産の「桜姫鶏」を揃えている。
豚肉コーナーでは、「桜島美湯豚」のほか、
エサにアマニ油とえごま油粕を配合して育てた
東北産「美味豚」など、こだわりの品揃えを展開。
加工肉コーナー。
POPには、減塩、糖質ゼロなどを表示し、
健康面が気になるお客に訴求する。
鮮魚コーナー。
まぐろのコーナーは広く展開。
タイムセール商品は、本鮪のサク。
人気のサーモンコーナー。
いなげやオリジナル商品のサーモンに
付けられた、このPOPは目を引く。
骨とり魚コーナーの商品も豊富。
「食卓応援セレクト」商品のめかぶのPOP。
このような黒地の手書きPOPを
各コーナーで活用している。
デリカコーナー。
ミートデリでは、ローストビーフを強化。
味付けも「岩塩とハーブ」や「土佐作り風」などがある。
でき立てが並ぶ、揚物コーナー。
手前から、お肉屋さん、お魚屋さん、八百屋さん、
それぞれのコーナーのお惣菜が並ぶ。
お弁当コーナー商品は、すべて店内手づくり。
「食卓応援セレクト」のこだわりポテトサラダ。
「その時期においしい産地、品種のじゃがいもを使用」
とのこと。
この日は「北海道産 氷室メークイン」を使用。
ベーカリーコーナー。
100円均一商品も人気で、種類も豊富。
低糖質商品を集めた「健康パンコーナー」。
イートインコーナー「くつろぎスペース」は50席設置した。
練馬関町店で印象に残ったのは、
健康志向の商品を特に強化している点だ。
また、それらの商品をPOPでうまく注目させているので、
利用者目線での展開になっている。
こちらは、糖質コントロール商品を集めたコーナー。
パックご飯、カップ麺、パスタ、レトルト食品、雑貨、
関連書籍などを集めている。
食材に役立ちそうな雑貨のプラス陳列も
ところどころに見られた。
一例では、「宇宙人ソーセージ」というソーセージカッターを
ソーセージのケース脇に配置している。
手書きの目に付きやすいPOPはここでも効果的だ。
そして「いなげや通信」もいい。
担当バイヤーの伝えたい内容が分かりやすく、
きれいな文字で書かれている。
レイアウトも色づかいも上品だ。
ショーカードなどが
少なくなってきている傾向がみられるが、
見てもらえるように工夫をして掲示することは
お客に対して必要なことだと思う。
<By 中山政男>