いなげや 川崎京町店訪問
株式会社いなげやは、神奈川県川崎市に6月21日(金)
「いなげや 川崎京町店」をオープンしました。
京急 鶴見市場駅、または南武線「川崎新町駅」より
徒歩10分ほどに位置します。
POPを中心に店内をまわってみました。
店内に入ると見通しのよい青果売場が広がります。
入口左手に地元野菜コーナー。
地元野菜の右側に生花コーナーを設置しています。
マンゴーに添えられているのは
「うるしアレルギー」の注意喚起のPOP。
あらためて知る方も多いだろう。
いちじくには、食べ方や栄養成分などを表示。
「ナッツのチカラ」とのPOPでは
アーモンド、くるみ、カシューナッツ、それぞれの
栄養成分などを紹介。
ナッツ商品を揃えてコーナー化している。
とうもろこしの茹で、蒸す、焼く、レンジ
それぞれの食べ方を提示して訴求。
鮮魚コーナー。
豊富な本まぐろ、サーモンの刺身を提供。
切り身は、鯛、ぶり、サーモンなど中心。
冷凍魚のケース。
こちらはあじ、さばなどの丸干し、開きで 「冷凍のまま
焼くと旨みと水分が魚の中に残り ふっくらと
焼きあがります。」との説明のPOPを添えている。
反対側のケースでは、切身、漬魚、骨を除いた
冷凍商品が並ぶ。
精肉コーナー。
この日は、あじわい健康牛、松阪牛などの
ブランド牛も4割引きで提供。
「家計をお助け!大きい~なパック」と称した
容量の多いパックを揃えたコーナーも展開。
デリカコーナー。
弁当、総菜は店内調理でできたてを提供。
管理栄養士監修の栄養バランス弁当も好評。
サラダは、バラエティー豊富な品揃え。
パック内の食材の種類も豊富で、そのままで
食卓の彩りになる。
「生野菜たっぷりポテトサラダ」はいなげやオリジナル。
シールド乳酸菌を配合するなどのこだわりの商品展開。
右のPOPでは、食材仕入れから調理工程、店舗納入までを
表示し、安心安全を強調している。
グロサリーコーナー。
各所に「防災用備蓄推奨」のPOPを掲示している。
いなげやオリジナル商品に添えられているショーカード。
伝わりやすいレイアウトでまとめられている。
「inageya Re-fresh」マークの対象商品のPOP。
ブルーの帯部分で、商品名の上部に「食物繊維」と
表示されているが、他のそれぞれの対象商品の
商品内容の特化した部分、例えば、低カロリー、
糖質オフ、グルテンフリー、乳酸菌、ハイカカオなどの
ヘルシー志向の訴求ポイントを表示し、差別化している。
菓子では、地元神奈川県内の商品も取り揃えている。
雑貨にも、使い方をPOPで表示。
イラストを使用し注目度を上げ、効果的に作成している。
インストアベーカリーコーナー。
「100円均一」で、品数が豊富だ。
黒板風POPで焼き上がり時間を表示している商品。
とくに「明太子フランス」は次の提供時間までには
売り切れてしまう人気商品。
酒類コーナー。
「日本全国チューハイ紀行」コーナーもあり、
各県のラベルを見つけるのも楽しそうだ。
冷凍食品は「いつでも安い」の表示が目立つ。
レジは支払いのみのセルフのセミセルフレジ。
イートインコーナー「くつろぎスペース」。
ゆったりと43席を設置している。
店内のPOPは、ショーカード(商品説明)を
効率よく活用している。
各バイヤーのセレクト商品には
「いなげや通信」のタイトルのPOPを使用。
担当バイヤーのおすすめを、手書きで
簡潔に表示しているのがよい。
こちらは、いなげやオリジナル「食卓応援」の
商品用POP。
同じくいなげやオリジナル「食卓応援セレクト」商品。
各タイトルごとに、きちんとレイアウトが統一され、
伝わりやすいように表示されている。
川崎京町店では、惣菜コーナーで生鮮惣菜を扱わず
惣菜部門のみで提供されていることなど、さまざまな
効率化を図っており、効果的なPOP活用についても
それらの一助を充分担っている印象を受けた。
<By 中山政男>