CGC合同商談会にて
4月16と17日、2日間にわたって、
「CGC合同商談会」が東京ビッグサイトで開催された。
今回はその模様をご紹介。
会場内の展示商品全てに取り付けられたプライスカード。
読みやすいレイアウトである。
これらに使用されている文字は、
CGC創業30周年記念の折にPOP研究所がデザインして
採用していただいたフォント。
あたたかみと親しみやすさを念頭に置いて、
書体をデザインしました。
そして、「シニアにやさしい表示=すべての人にやさしい」と題して
POPを取り上げていたコーナー。
白地と黄色地の用紙で作られた同じ内容のPOP。
左にある白内障疑似体験用のゴーグルを付けてPOPを見てみると、
下の黄色地のものは判読が難しかった。
高齢化社会になって、
様々な商品が開発され、販売されているが、
POPも高齢者に対する配慮がいままでよりもっと必要になると、
今回体験してみて、あらためて思った。
お客様にできるだけ短時間で伝わるように、
「説明文は簡潔にし、読みやすい文字でレイアウトをする」
というPOP制作の基本を伝え続けてきたが、
今後もう少しこまかな心配りをプラスしなければならない。
こちらは株式会社シジシージャパンの堀内淳弘社長。
先日、CGC本部でお会いしたときにも、
POPの必要性について意見交換をさせていただいた。
堀内社長は、以前よりシニア対策としてPOPの表示にも気を配っておられ、
今後より一層の配慮が重要であるとのお話を伺った。
そして、CGCが協賛している「弁当の日」応援プロジェクト。
「弁当の日」とは、香川県の小学校から始まった取り組み。
お弁当の材料調達から調理、片づけまで、
全て子供たち自身で行うのだそうだ。
その後、株式会社共同通信社が「弁当の日」応援プロジェクトを発足させ、
今では全国に広まってきている。
子供たちの食育はもちろん、精神的成長にもよい影響が期待され、
成果を上げているという。
CGC発行の冊子「ふれあい交差点」には、
親子での弁当づくりの提案があった。
最後に、会場を歩いていたら、ウインナーの飾り切りが目に付いた。
タコの飾り切りから、ずいぶんと種類が増えたものだと感心した。
子供だけではなく、大人も笑顔になること間違いない。
<By 中山政男>