加藤産業でのPOP講習と、つかしんを見学
兵庫県西宮市の総合卸売業社、株式会社加藤産業。
11月下旬に営業マンスキルアップ研修が行われ、
その中で若手営業マンを対象に、POPに関する知識と実技の講義を担当した。
まず、基礎知識の講義。
各々、メモを取りながらの聴講。
実技も短い時間なので、基本的なことだけに止まったが、
真剣に取り組んでくれた。
3回に分け、約25名ずつ講義をした。
全員、受講態度がとてもまじめで進めやすく、
POPの必要性を理解してもらえたようだ。
営業先では、まれにPOP制作の要求があるそうなので、
対応できるきっかけになってほしい。
講習の合間、加藤産業のある西宮から、尼崎へ。
ちょうど、11月25日放送の『ガイアの夜明け』で、
尼崎のショッピングモールつかしんを取り上げていて、
スーパーと専門店が競い合っているというので
食品のフロアをのぞいてみることにした。
スーパーは、平和堂のアル・プラザつかしんと、
コープつかしんが入居しており、
同じフロアには、精肉店、青果店、鮮魚店などの専門店が並んでいる。
今回は、番組でも紹介された、専門店の中の青果店「モモタロー」と、
「SAKE市場グランマルシェ」を紹介する。
まず、株式会社マルヨシ経営の「モモタロー」。
このモールに入る専門店は、近隣の街から選りすぐりの店だとのことだが、
この「モモタロー」もそのうちの一店だ。
つかしん店の店長で、代表取締役社長の齊藤和夫さん。
常連客も多いようで、忙しく対応していた。
次々と品出しがされる野菜。
フルーツも鮮度のよい品が並ぶ。
そしてこの店のプライスカードは、段ボールに手書き。
シンプルで分かりやすく、伝わりやすいのが一番。
そのうえ、本体価格と税込価格も書かれていて、とてもよかった。
そして、SAKE市場グランマルシェ。
店頭に目を引かれて、撮影させてもらった。
入ってみたくなる楽しさのある商品陳列。
店内は、落ち着いた雰囲気。
酒類だけではなく、チーズなどの食品も豊富だ。
焼酎は量り売りもしている。
プライスカードはシンプルで見やすく、
手書きのショーカードは、ていねいで読みやすい。
パンは、フランス直輸入の生地を、店内のオーブンで焼き、
焼きたてを販売しているようだ。
専門店とスーパーの食材などを、比べながら買物ができる地域住民は、
双方の競争により、常によい商品を買える利点を得ている。
少しだが、実際に見ることができた。
加藤産業の研修で西宮にいたことと、ガイアの夜明けのおかげで、
空き時間を有意義に使えたことをうれしく思う。
<By 中山政男>