これは何だろう
「本日の特別おすすめ商品はコレ!」
こういうプライスカードを目にすると、少々困惑してしまう。
タイトル部分は、いったい何と書いてあるのだろうか・・・。
本当に分からなかった。
しかも商品名から見て分かるとおり、並べられたものは
どれも同じ内容のプライスカードである。
4枚であれば4度、5枚であれば5度、
取り付け作業をするわけだから、
その度にカードを見ているはずだ。
何も感じずにいたとすれば、
完全に店側の立場に立っていると言える。
POPはできるだけ短時間に内容を読んでもらえて、
理解されるように作ったほうがよい。
商品名と価格が分かるのだからよいではないか、と言われそうだが、
それではタイトルを付けている意味が分からない。
タイトルを決め、
それに合わせて商品を選び、
陳列したフェース数などによりPOP用紙の大きさを決め、
文字が打ち込まれる。
その流れが全て仕事なのだとすれば、
やはりしっかりと役割をはたしたいはずだ。
POPの前で「これは何だろう」と
お客の眉間にシワがよらないように注意したい。
『今月の黒板POP』
白一色でも、クリスマスの雰囲気は出せる。
<by中山政男>
1 件のコメント
中山先生のブログに大変感銘を受けます。
確かに、最近のスーパーのPOPはあまりにゴチャゴチャしすぎて目がチカチカしてしまいます。
・商品購買時に直接関係ないウンチク
・これでもかと詰め込んだ文字…
今流行りなのかもしれませんが、あまりゴチャゴチャしすぎていてはお客様の目に届かないのでは?といつも感じてしまいます。(お店の気持ちは非常にわかるのですが…)