加藤産業POP講習と、神崎屋訪問
1月下旬、昨年に引き続き、株式会社加藤産業にて、
営業マン対象のスキルアップ研修の中で、
POPの基礎講習を行った。
POPについての基礎的な講義から、チョークPOPの実習まで。
毎日受講生は入れ替わるが、3日間にわたって講義をおこなった。
POPを作るということにほとんど接したことがない人が
多かったと思うが、
それぞれの受講姿勢はとてもよかった。
さて、大阪滞在中の空き時間で、
京都府向日市のスーパー、株式会社神埼屋を訪問した。
テレビで取り上げられて以来、ぜひお会いしたかった、布施孝社長。
布施社長も、嬉しいことに私のことをご存じだったようで、
会いたかったと訪問を喜んでくれた。
入って、まず青果売場。
布施社長は、青果とお菓子部門担当。
すべてご自身で納得の商品を販売している。
以前より青果コーナーをはじめ、陳列がとても評判だ。
「八百屋」や「おかず屋」、「魚屋」などの表示に使われている
味のある文字は、社長がデザインしたもの。
POPは、以前テレビで紹介されたときは手描きのものだったが、
現在はパソコン作成に変わっていた。
しかし、フォントにはこだわり、ようやく見つけたものを
使用しているそうだ。
POPは見やすくまとめられており、
吹き出し型の商品説明もプライスカードのじゃまをせず、
ていねいに扱われており、とてもよかった。
店内は全体的に清潔感がある。
限られたスペースに商品ひとつひとつを
生き生きとさせるような陳列をさせている。
この店をとても大切にしているのが伝わった。
本店の向いには、季節店がある。
春にはたけのこ、秋には松茸、栗などが大量に並ぶそうだ。
タクシーの運転手さんも、
「たけのこの時期はすごいよ。」と教えてくれた。
この日はまだ少なかったが、並んでいたのは、筍と橙など。
店内は野菜だけではなく、筍や松茸のしぐれ煮なども数多く並ぶ。
神崎屋のお客様へは、社長をはじめ、スタッフ全員が
対面販売のような対応が見て取れ、とても気持ち良かった。
社長とは短い時間だったが、とても話がはずんだ。
チョークPOPにも興味があるようだった。
また訪問すると約束し、駅まで送ってもらった車を降りた。
<By 中山政男>