結城ゼミのための「お酒と痛風の基礎知識」
2010年11月07日(日曜日)
結城先生
ゼミの皆様
ゼミの皆様
お世話になっております
お酒好きの結城先生が痛風だということですので、
お酒メーカーの人間として、
お酒と痛風の基礎知識を書かせていただきます
痛風の一番の原因となるプリン体ですが、
お酒の種類によって全く異なります
お酒の種類によって全く異なります
①蒸留酒全般(焼酎・ウイスキー・ブランデー・ウォッカ・ジン・カルヴァドスなど)
ほとんどプリン体は存在しません
普通に飲んで大丈夫です
②ワイン
あまり気にしなくても大丈夫です
③日本酒
多少危険度がアップしますが、それほど問題ありません
④ビール類
プリン体のカタマリです
避けたほうが良いでしょう
プリン体は麦芽に由来していますので、
麦芽比率の低い発泡酒や第3のビールのほうが、
普通の麦酒よりはマシです
どうしても飲みたい場合は、
キリンビールから「淡麗W」というプリン体99%カットの発泡酒が発売されています
(痛風治療で医者に相談すると、薦められたりする商品です)
まとめると危険度は
蒸留酒全般<<<<<ワイン<<日本酒<<<<<<<<<~∞~<<<<<<<<<ビール類
といった感じですのでビール以外の酒はガンガン飲んでください
ただし、これはあくまでも酒単体のはなしですので、
日本酒を飲んでウニやトロの刺身を食べたり、
シャブリを飲んで生牡蠣を食べたりしたら意味はありません
そういえば、キリンビール時代には痛風持ちの先輩が多かったです^^;
それでは皆様、お体をお大事に
<by 佐藤大輔>
1 件のコメント
佐藤大輔様
丁寧にありがとうございます。
心して、酒をたしなむことにしましょう。
痛風に関しては、毎日、
副作用のないといわれる薬を飲んでいます。
だからそれを飲んでいる限りは、痛みは出ません。
忙しくて、薬を飲み忘れたり、
精神的なストレスがたまりにたまってくると、
どうも急に痛みが出るようです。
そして、精神的ストレスをためないようにする特効薬が、
酒です。
痛風とストレスと酒とは、
「酒=痛風」
「ストレス=痛風」
この二つの関係とともに、
「酒=ストレス解消(=マイナス・ストレス)」
があって、話はややこしくなります。
だから「酒&薬≠痛風」
「酒≠ストレス」
この二本立てで痛風に対処する。
これが私の作戦です。
もちろん、尿酸値が少ない酒の楽しみ方という佐藤さんのご助言、
無視するつもりはありません。
悪しからず。