「2010年に向けての基本認識」2008年1月度RMLCの報告
2009年02月01日(日曜日)
結城義晴氏を新座長に迎えた“新生”RMLCが開催されました。
第1回として、本題の講義では、
今後の勉強会の基軸になるような問題提起とその共有化をしたいと考え、
結城座長による講義「2010年に向けての基本認識」をお願いしました。
講義に先立って、結城座長より、
昨年8月の任期満了による商業界社長退任以降から現在までの活動、
およびこのたび設立された新会社の基本理念や活動の方向についての、
報告・抱負をお話していただきました。
講義は、主に「イノベーション」を軸にしたもので、
①既存の産業大分類を超える転換
②業種の転換
③業態(営業の状態)の転換
④フォーマット(営業の形態)の転換
⑤企業体の転換、
以上の5つについての転換の必要性を解説していただきました。
旧杉山ゼミ以降、
「(三層構造に基づいた)SMの競争力」について論議してきましたが、
これらを踏まえつつ、今後の企業・事例研究に際し、
「イノベーションの有無と内容」
「イノベーションの優位性」
「イノベーションが真に顧客利便につながっているか」などが、
論議の中心になるかと思います。
2008年2月 事務局