4月2週/気温は高めの日が多い 4月3週/天気は周期的に変化する
●4月2週(4/7~4/13)の天候予測とMDポイント
気温は高めの日が多い
<概況>
今週、10日(木)~11日(金)に日本付近を気圧の谷が通過する。また13日(日)には北日本を低気圧が進み、日本列島を寒冷前線が通過する。
<天候解説>
10日(木)~11日(金)及び13日(日)はほぼ全国的に天気が崩れる。それ以外の日は高気圧に覆われて晴れ間が多いが、週初めは日本上空にちょっとした寒気が入っているため、やや変わりやすい天気となる。
上空ではなく、地表面付近は南寄りの風が吹きやすいため、各地の気温は全般に平年より高め。初夏の陽気となる日もある。
<ウェザーMDのポイント>
時期によって、高温だったり低温だったり、陽気の寒暖差の激しい状態が続いているが、今週は全般に気温が高め。飲料、涼味、アイスクリーム類などを積極的に売り込みたい気象条件。
関東以西の各地では10日(木)~11日(金)の雨により桜はだいぶ散ってしまう可能性が高く、今週末のお花見需要は縮小する傾向。チャンスとしては、13日(日)よりは12日(土)。13日(日)はほぼ全国的に天気が崩れる予想で、お花見には不向きと考えられる。
●4月3週(4/14~4/20)の天候予測とMDポイント
天気は周期的に変化する
<概況>
この期間も、半ば頃と週末頃に日本付近を気圧の谷が通過する可能性が高い。
<天候解説>
引き続き、3~4日程度の間隔で天気が崩れる。ただ晴れ間の見られる日も多い。
気温は全般に平年並みかやや高めだが、週前半はちょっとした寒気が南下する見込み。より影響を受けやすい九州などは平年並みか低めの可能性がある。
<ウェザーMDのポイント>
桜のシーズンの終了に続いて、これからは本格的な春のお出かけシーズン。UVケア用品、殺虫剤・虫よけ、汗対策商品などの売り込みを強化したい。朝晩と日中の寒暖差が大きいため、体調不良に注意。
<By 常盤勝美>