Jul.4週/台風後、凌ぎやすくなる 5週/東日本・西日本は陽気
【7月第4週(7/18～7/24)のお天気予測と販促ポイント】
大型で非常に強い台風６号は、
西日本にかなり接近あるいは上陸し、
その後向きを真東に変えて
関東の南を東に進む見込み。
上陸する・しないに関わらず、
台風周辺には非常に活発な雨雲があり、
四国～東北地方にかけての広い範囲で雨風が非常に強まる。
またこの時期、
上空のジェット気流はかなり北に位置し、
日本列島付近上空の風が弱いため、
秋台風のように、
日本に接近するとともにスピードを上げることがない。
そのため台風の移動速度が遅く、
影響を受ける時間が長い。
西日本では18(月)～20(水)にかけて、
東日本では19(火)～21(木)にかけて、
大荒れの天気に注意。
台風が過ぎ去った後、
北の方に中心軸がシフトした
太平洋高気圧に覆われて夏空が戻るが、
全般に幾分暑さの程度がおさまり、上品な暑さとなる。
35℃を超えるような猛暑となる日は少ない。
スタミナ系食材が提案のベースにはなるが、
思ったほどの爆発的な動きではない感じ。
21(木)は土用の丑の日。
全般に湿度が高いが、
東日本では台風の影響が残り、
気温の上がり方がやや鈍く、
当日のうなぎ売上にとってはほんの少し逆風。
西日本では厳しい暑さの当面の最終日で、
ぎりぎり好調な動きを示しそう。
【7月第5週（7/25～7/31）のお天気予測とMDポイント】
6月～7月中旬にかけて続いていた
猛烈な暑さは一段落。
西日本では平年並みか若干高い暑さが続くが、
東日本・北日本では期間前半を中心に
凌ぎやすい暑さとなる。
スタミナ系食材は東日本・北日本で一段落。
西日本もこれまでの暑さから比べれば
幾分気温水準が下がるため、
体感的な暑さがおさまり、
スタミナ系食材は落ち着いた動きとなる。
ひょっとしたら、
例年であれば7月末～8月初めに訪れる、
今年1番暑い時期はすでに過ぎたのかも。
＜By 常盤勝美＞
