Aug.3週/週末は秋を感じる陽気 4週/すんなり秋にはならず
【8月第3週(8/15~8/21)のお天気予測と販促ポイント】
夏の領域と秋の領域を分ける秋雨前線が
天気図上で鮮明となった。
期間前半は津軽海峡付近に位置し、
今後ゆっくりと南下する。
北海道方面は期間はじめから
ぐずついた天気の日が多く、
降水量が多めとなる可能性あり。
週末は晴れ間が戻るが、湿度が低く、
からりとした陽気となる。
それ以外の地方は、
週半ばまで猛烈な残暑が続く。
東北南部から以南の地方では
連日気温が35℃近くまで上がる猛暑が続く。
しかし秋雨前線の南下に合わせて、
徐々に天気変わり目。
猛烈な残暑は一段落し、
天気も雲の多い状態になる。
週末は全般に猛烈な暑さは一段落し、
幾分しのぎやすい陽気となる。
サンマやきのこ類、コンビニではおでんを
積極的に展開し始める
絶好のタイミングとなりそう。
これから冬に向けて、
体は寒さに慣れるためのメカニズムに
シフトしていく。
その過程の中で味覚も、
辛味・酸味系から、甘味系に移行していく。
【8月第4週(8/22~8/28)のお天気予測とMDポイント】
前週末からこの期間前半にかけて、
気温は平年並みかやや低く、
だいぶ凌ぎやすい陽気が続く。
ただ、そのまますんなり「秋に突入」とはいかない。
週末頃にはまた残暑が復活する見込み。
ただし、お盆の頃のような猛烈な
暑さとなる可能性は低い。
北日本では朝晩の気温が
だいぶ下がるようになり、
内陸部ではかなりひんやりした
陽気となる日もみられそう。
食卓の方は、焼き肉やうなぎなど
スタミナ系が若干復活するものの、
ピーク期から比べれば少ない。
サンマのまだ頻繁に食べ続ける時期でもない。
ということで、定番メニュー(ハンバーグ、生姜焼き、野菜炒め等)が
好まれる。
甘味系も徐々に関心が高まる時期だが、
まだチョコレートを食べるには適した気温ではなく、
もう少し気温の下がりが必要。
「甘味をとる」という意味では梨などの
フルーツ系が売れ筋となりそう。
<By 常盤勝美>