Dec. 4週/週末はXマス寒波 5週/穏やかな年越しか?
【12月第4週(12/19~12/25)のお天気予測と販促ポイント】
12月に入ってから、
週末に寒気が流れ込んで寒くなり、
週半ばは寒気の合間で比較的穏やかな陽気になる
というサイクルになっている。
寒気が日本列島の北と西から
入り込んでいるため、
北日本や西日本を中心に冷え込む日が多い。
今週も同様のパターンとなる。
週初めは前週末の寒気が残って冷え込むが、
週半ばは一旦穏やかな陽気となる。
ただし、陽気とは裏腹に天気は荒れ模様。
日本海を低気圧が発達しながら進むため、
22日(木)には全国的にしっかりと雨が降る。
今月3日(土)頃と同じような、
ちょっとした嵐のような天気になりそう。
東北の太平洋側の地方では、
降り始めは雪の可能性。
その低気圧がオホーツク海方面に抜けた後、
日本付近はまた、強い冬型の気圧配置となり、
上空には第一級の寒波が流れ込む。
クリスマス寒波。
全国的に気温は平年より低く、
大阪や鹿児島など、西日本の太平洋側平野部でも
初雪を観測する可能性。
北陸から北の日本海側では大雪、
特に北海道では猛吹雪となるおそれがある。
今度の3連休は、北日本を中心に
交通機関の乱れに注意を。
商売的にはこの時期、
穏やかな陽気より、厳しい寒さのほうが消費は活性化する。
つまり、今年はまずまずの
クリスマス商戦が期待できそう。
ただし、3連休は日本海側では雪となるため、
ウィンドウショッピング客の割合は減るだろう。
22日(木)の夜は職場やサークルなどの
忘年会やクリスマスパーティなどが行われる
ピークだと予想される。
しかし、少し荒れた天気が予想されるため、
2次会は行わずに解散ということになる場合も多そう。
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【12月第5週(12/26~1/1)のお天気予測とMDポイント】
週前半はクリスマス寒波の余韻で
気温は平年より低め。
その後、気温は徐々に上向きになるため、
体感的な寒さはおさまる傾向。
さらに最新の予想では、
年末は急激に寒気が緩む可能性がある。
前週までの冷え込みに比べれば、
比較的穏やかな年越しとなる。
ただし極端に穏やかなぽかぽか陽気になるわけではないので、
消費にとってはむしろ、プラスに解釈したい。
正月準備のための買い物客が多く期待できる。
気象条件だけから考えれば、商店街は大賑わいとなりそう。
また、初詣客もそこそこの数が期待できそう。
多くの客足を想定して、フロアスタッフ体制は万全にしておこう。
<By 常盤勝美>