Apr.3週/気温上昇せず… 4週/まずまずのGWスタート?
【4月第3週 (4/16~4/22)のお天気予測と販促ポイント】
太平洋高気圧が日本列島方面への勢力を
徐々に強める時期。
低温傾向も本格的に解消するかと思いきや、
ふいにオホーツク海方面に高気圧が現れ、
勢力を強めている。
この高気圧は比較的冷涼な空気を持っているため、
晴れても気温の上がり方がやや鈍いことが多く、
もし天気が崩れて日差しがないと、
気温上昇がさらに抑えられ、気温が低くなる。
今週は気温上昇するはずが、出鼻をくじかれた感じ。
本格的な気温上昇はもう少し先となる。
ただし、上空の気温は平年並みなので、
強い寒気の南下の影響による冷え込みは特にない。
ゴールデンウィークを翌週末に控え、
アウトドア関連商品需要が大きく伸びる時期だが、
あいにく今週末はほぼ全国的に天気崩れそう。
オホーツク海方面の高気圧が勢力を一層強めるため、
低気圧の動きが鈍く、
雨の降る時間が長引く懸念がある。
また、例年であればこの時期、西日本各地で
日中気温が25℃を超える夏日となるところが
ちらほら見られ始めるはずだが、
今年はもう少しおあずけ。
飲料系需要の伸びがイマイチの状態が続く。
陽気的には中華やパン類などが主軸となる。
【4月第4週(4/23~4/29)のお天気予測とMDポイント】
引き続き天気は周期的に変化する予想。
この時期本来の天気変化パターンではあるが、
本来であれば例年、強まり始める
太平洋高気圧の勢力がどこまで強まるかがポイント。
今のところの予想では、順調な強まりをみせると
考えるため、気温は平年並みかやや高め。
ただ、天気が崩れ、日差しのない日は
気温の上がり方が鈍く、肌寒い陽気となる。
つまり、大きく高ブレすることは少ないが、
大きく低ブレする可能性がある。
関東など一部の地方では、
気象庁発表の1か月予報では平年よりやや低めの
可能性を示唆している。
でも低温が長引くことはなく、
あまり悲観することはない。
徐々に飲料や絹豆腐などの涼味の需要が伸びてくる。
ただし例年のような夏物需要の爆発的な伸びが
見られるかどうかはまだ微妙。
準備だけは粛々と。
この週末はいよいよゴールデンウィーク期間に突入する。
3月以降、比較的高い確率で土曜日に雨が降っており、
嫌なサイクルが形成されている。
28(土)も雨の可能性はあるが、
順調にいけば天気の崩れはその直前で、
この3連休は全国的な晴天が期待できる。
行楽用品・アウトドア関連商品の
売り込みの一層強化しよう。
なお、沖縄方面では梅雨の走りで、
すっきりしない天気の日が多い予想。
一朝一夕にすぐ梅雨入りとはならないと思われるが、
そろそろ梅雨入りも秒読み段階。
ちなみに沖縄の梅雨入り平年日は5月9日。
昨年(2011年)は4月30日だった。
<By 常盤勝美>