May 1週/高温傾向は一段落 2週/平年並みか、西日本で高め
【5月第1週 (4/30~5/6)のお天気予測と販促ポイント】
ここ1週間は、各地で気温が25℃を超え、
初夏の陽気となったが、
高温傾向は早速一段落。
ただし週前半はまだ気温が平年より高い日が多く、
夏物季節商品需要の高い状態が続く。
前週は夏物・盛夏物の最初のピークを
迎えたところが多いと推測されるが。
一旦、夏物需要は落ち着く気象条件なので早めの展開を。
ゴールデンウィークといえば、
バーベキュー食材等も好調となる時期だが、
ゴールデンウィーク後半の4連休のうち、
はじめの方は全国的にすっきりしない天気となる懸念。
屋外レジャーは微妙な天候。
後半の土日をターゲットにした準備・仕込みを。
5月5日は立夏。
暦の上では夏到来。
一昔前までは、この頃から気温が25℃を超えて
初夏の陽気となる日が多くなり始めていた。
しかし、地球温暖化等の影響もあって、
徐々にそのタイミングがが早まっている。
むしろ最初のピークを過ぎて、
気候的に気温が少し下降トレンドになる年も多く、
今年もそのパターンに当てはまる。
気温が25℃を超える夏日を一旦経験しているため、
多少の涼しさがあっても、もはやこれ以上は
鍋物食材に戻ることは考えにくい。
気温が低いときは中華、気温が高いときは涼味系が
この時期の定番的法則。
【5月第2週(5/7~5/13)のお天気予測とMDポイント】
天気は周期的に変化。
例年のこの時期らしい天候の日が多いが、
多少天候の変化が前倒しで発生している現象も見られる。
沖縄・奄美ではすでに4月に梅雨入りしたが、
これらは観測史上2~3位の記録的な早さ。
ひょっとすると、本州各地などでも
早くも梅雨の走りを思わせるような
すっきりしない天気の日が多くなる可能性もある。
ここ最近、天気の変化が予想に比べて
早くなったり遅くなったり、マチマチ。
このようなときはどうしても予報精度が低くなってしまうので、
あまり断定的な判断はしない方が得策。
気温傾向としては、全般に気温は平年並みか
西日本ではやや高めの可能性も高い。
それほど強い冷え込みにはならなそう。
運動会や遠足、校外学習など、屋外行事等が
多く行われる時期に入る。
主催者側の判断により、行事によっては、
雨天順延または雨天中止になるもの、雨天決行のもの、
様々なパターンがある。
まずはそのような行事の天候依存性を把握しておき、
それにあった品揃えを。
基本的にはお弁当用食材として、
ふりかけや冷凍惣菜、サンドイッチ用食パン、
菓子類、ソーセージ類、ペットボトル飲料などは
欠品を起こしやすいので、天候次第で強めの発注を。
土曜日の行事であれば、木曜日の夜以降に
発表される天気予報は精度がだいぶ高くなるので、
木曜日以降の予報を参考に。
いずれにしても、新しい予報になればなるほど、
予報の精度は高まる。
常に最新の情報をもとにした判断をしよう。
<By 常盤勝美>