May 3週/暑い陽気が戻る 4週/高温傾向も束の間、平年並みに
【5月第3週 (5/14~5/20)のお天気予測と販促ポイント】
ゴールデンウィーク後半から寒気の影響を受けやすく、
気温が平年より低めの状態が続いていたが、
今週は、高温傾向にトレンド転換するタイミング。
そのきっかけとなるのが、15日(火)頃に
日本の北を通過する低気圧。
この低気圧自体は日本列島から比較的離れた位置を進むため、
直接的な影響は北海道など、一部の地域に限定されるが、
低気圧が日本付近に南風をもたらすため、
気温のベースが上昇する。
汗ばむほどの陽気の日も多くなりそう。
特に北海道では先週の11日(金)~12日(土)にかけて、
オホーツク海側の地方を中心に雪が積もるほどの寒さとなったが、
この週末にはまた25℃前後の気温にまで達する可能性がある。
気温の上下が非常に大きく、
体調を崩しやすい気象条件。
体調管理をしっかりと。
さて、売れ筋としては、再び飲料や涼味系を中心とした
夏物・盛夏物で売上げの大きな伸びが期待できる。
また日用品部門では、UVケア用品やござ、扇風機などの
季節家電も関心が高まる。
衣替えを控え、Tシャツ、タンクトップ、
サンダルなども好調が見込める。
さらに今週末はほぼ全国的に
晴天に恵まれる予想となっているため、
遠足や運動会などを想定した弁当関連商品・
菓子類・サンドイッチパンなどの需要も期待できる。
南西諸島など一部を除き、
天候要因による延期や中止の可能性は極めて低い。
攻めの発注でも良さそう。
【5月第4週(5/21~5/27)のお天気予測とMDポイント】
週明けは、前週後半からの天候の流れを引き継いで気温高め。
ただ週半ば以降は日本列島の南に前線が停滞する可能性があり、
太平洋側の各地ですっきりしない天気の日が多くなりそう。
梅雨の走りである。
九州南部では梅雨入り発表の可能性がある。
九州北部から北の地方は、
このタイミングでの梅雨入り発表の可能性は極めて低い。
日差しが少なくなるため、気温の上昇は抑えられ、
ほぼ平年並みの水準に戻る。
汗ばむほどの暑さは一段落する。
飲料系などの盛夏物は中だるみフェーズに入る懸念。
替わって売り込みたいのは、梅雨関連商品。
除湿剤、除菌消臭剤、カビ取り剤、布団乾燥機など。
専用のゴンドラや特設売り場を設けるのも良い。
前回も解説したように、
5月21日は関東~九州にかけての太平洋沿岸地域で
金環日食(それ以外の地方は部分日食)が観測できる。
時間は7時30分前後から5分間程度。
5月14日現在の予報では、幸い、
多くの地方で晴天に恵まれて、観察ができそう。
ただし、西の地方ほど、雲に覆われる確率が高く、
また北海道でも雲や霧に覆われる可能性がある。
世紀の天体ショー、
堪能できると良いですね。
<By 常盤勝美>
2 件のコメント
はじめまして。
@埼玉草加です。
来週末5/26(土)子どもの運動会が予定されています。
天気は??と・・・たどり着きました。
5/26.27.28の天気はどうでしょうか?
常盤さまのおっしゃるように、梅雨の走りですっきりしないでしょうか?
晴れるといいなぁ~。
623様
はじめまして。小職のコラムをご覧いただき、まことにありがとうございます。
今週末の埼玉周辺の天気は、まだ”微妙”としか申し上げられません。
今週半ばまでは活動レベルが非常に弱い梅雨前線が、週末以降少し勢力を
強める兆しがあります。ただその雨雲が陸地にかかるかどうかがまだ判然と
しません。現時点では雨雲がかからない確率の方が高くなっています。
このまま状況が変わらなければ26(土)になんとか開催できそうな感じですが、
最近天気予報のブレが大きく、予報精度が低いのは、やや気になる材料です。
当日雨が降らず、無事に開催されると良いですね。