May.5週~Jun.1週/寒気注意、Jun.2週/気温低め
【5月第5週~6月第1週(5/28~6/3)のお天気予測と販促ポイント】
梅雨入り前最後の晴天かも。前半は寒気注意。
週前半は寒気の影響で東日本中心に不安定な天気。
月曜日、火曜日と、午後からにわか雨・雷雨に注意。
雷雲が通りやすい地域では、念のため停電対策の確認を。
週半ばは全国的に晴れ間が多いが、
関東甲信以西~九州の各地では、梅雨入り前最後の晴天となりそう。
週末は前線が日本の南に停滞してすっきりしない天気が続くようになる。
九州南部ではほぼ平年並みの梅雨入り、
それ以外の地方では平年より1週間近く早いが、
このタイミングでの梅雨入り発表が有力。
目安は気象庁発表の週間予報。
晴れマークのない予報が3日以上続けば、
そのタイミングで梅雨入り発表の可能性があることの示唆。
ただし過去には、翌日の予報が「曇り時々晴」であっても、
梅雨入り発表されたこともある。
今週の注目ポイントは3つ。
洗濯用品の駆け込み需要を捉えた売り込みと、
梅雨対策商品の販売クライマックス、
そして行楽用品の見切り。
洗濯用品に関しては、売上が下降線をたどり、
部屋干し用洗剤などに売れ筋の中心がシフトする。
梅雨対策商品は、傘や長靴、合羽をはじめとして、
除湿剤、除菌消臭剤、カビ取り剤が代表アイテム。
行楽用品に関しても、梅雨入りとともに
春のキャンプシーズンはいったん下火。
先週までの予報では、
この週末までは晴天がもつ可能性が高いと考えていたが、
この週末はすでにすっきりしない天気となる可能性が高まっている。
通常の売り場規模に戻すなどの変更をおすすめする。
【6月第2週 (6/4~6/10)のお天気予測とMDポイント】
すっきりしない天気が続き、気温は西日本中心にやや低め
関東甲信から西の地方では梅雨前線の影響を受けて、
すっきりしない天気が続く予想だが、
まだ梅雨入り当初は雨がずっと降り続く感じではなく、
時折、晴れ間の見られる日もあり、どちらかという空梅雨傾向。
平年の天候パターンであれば、
この週は梅雨入り直前の晴天が続き気温が上がりやすい時期なので、
それに比べれば西日本中心に気温は平年よりやや低め。
暑いくらいの陽気の日は少ない。
梅雨時のMDは非常に難しい。
晴れれば、日中の気温は27~28℃まで上がり汗ばむ陽気となるが、
晴れ間がないと、気温は20℃そこそこまでしか上がらず、
涼しいくらいの陽気の日もある。
微妙な天候の違いだが、微妙なだけに、逆に予想しづらく、
この時期天気予報の精度が非常に低い。
前日に発表された予報ですら大ハズレのこともある。
晴れて暑くなった場合、晴れず涼しい場合、
両方を想定した対応がなるべく早くできるような態勢づくりを。
1週間を通した傾向としては、気温は平年よりやや低めなので、
涼味系に力を入れるよりは、
中華やパンなどのメニューに重きを置いた計画を。
今年は全般にホタルが平年よりやや早く、
既に西日本~東日本の一部でも飛び始めている模様。
近隣のホタルスポットのナビゲートなど、風流でおすすめ。
<by常盤勝美>