Jun.4週/台風に翻弄される 5週/気温は北冷西暑
【6月第4週 (6/18~6/24)のお天気予測と販促ポイント】
週末にかけて台風に翻弄されそう…
この時期にしては比較的珍しく、
日本列島の広い範囲で台風の影響を受けて、
荒れ模様の天気となる。
週末にかけて台風に翻弄されそう。
台風4号は19日(火)~20日(水)にかけて、
西日本→北日本を縦断するおそれ。
西日本~東日本では19日(火)~20日(水)にかけて、
北日本では20日(水)~21日(木)にかけてが荒天の中心。
大雨・暴風による大規模な災害に注意。
関東では風雨のピーク時間帯が夜中の可能性が高く、
一般生活への影響は案外軽微ですむかもしれない。
しかし、“腐っても台風”、対策を怠るべからず。
なお、台風4号が過ぎ去って台風一過といきたいところだが、
台風5号が追うように日本列島に向けて進んでくる。
こちらは勢力が弱いため、日本列島に接近する頃には
低気圧に変わっているものと予想される。
それでも南国育ちの非常に湿った空気をもっている
低気圧であることに変わりはなく、
週後半にかけても再び大雨には注意が必要。
影響の中心は九州~関東にかけての広い範囲。
台風5号(から変わった低気圧)が東海上に過ぎ去った後は
オホーツク海高気圧が元気になる順番。
関東から北の地方では一時、晴れ間の多い天気が続く。
西日本では引き続き梅雨空。
気温は、台風の進路などによって、
大きく修正される可能性があるので注意が必要。
基本的には、台風の影響を受けている間は高めとなる。
熱帯の空気に覆われるため、かなり蒸し暑いのだ。
一方、週末の東日本~北日本は
冷涼なオホーツク海高気圧の支配下に入るため、
平年並みかやや低め。
以上を踏まえた今週のMDのポイント。
前半は真夏と同様の展開をしよう。
蒸し暑い陽気の日は、飲料、アイスクリームなどが好調となる。
そして台風接近のため、
防災用品(保存食など)の緊急陳列を忘れずに。
週末は東日本~北日本で梅雨寒対策。
パンやパスタ類などの欠品に注意。
【6月第5週 (6/25~7/1)のお天気予測とMDポイント】
北冷西暑の気温分布
前週の台風によって強められたオホーツク海高気圧の影響で、
北日本中心に気温は平年よりやや低め。
一方、オホーツク海高気圧の影響が及ばないと予想される
西日本中心に気温は平年よりやや高め。
北冷西暑の気温分布が予想される。
週前半は比較的梅雨前線の活動が弱いと予想され、
西日本を中心とした雨も比較的小降り。
梅雨前線の北上に伴い、
沖縄方面では梅雨明け発表もそろそろといった感じ。
週後半以降、徐々に梅雨前線の活動が活発化していくと予想される。
注目アイテムは引き続き、夏物・盛夏物。
特に夏用雑貨消耗品は7月の声を聞いて
本格的に動き始めるものも多い。
殺虫剤、日焼け止めクリームなど
もこまめに在庫を確認し、欠品に注意を。
最後に注意事項としては、
台風が日本付近を通過する場合、
大気の流れをかき乱していくため、
前後で天候パターンが大きく変化することがある。
第二週目に関しても、実際問題として
天候推移予測はまだ不透明で、
今後予報が大きく修正される可能性があるので、
ご注意いただきたい。
<By 常盤勝美>