Oct.2週/北暖傾向が続く 3週/ようやくこの時期らしい寒気
【10月第2週 (10/8~10/14)のお天気予測とMDポイント】
北暖傾向が続く
今週はダラダラ季節が進む感じ。
上空のジェット気流の本流は
この時期としてはまだ北に位置しているため、
日本付近には寒気が流れ込みにくい状況が続く。
北日本を中心に、気温は平年より高め。
ただ細かくみていくと、
日中の最高気温はおおむね平年並みの水準。
朝晩の最低気温が平年より高く、
冷え込みがまだ弱い。
この時期、日中の気温(最高気温)の下がり具合より、
朝晩の冷え込み(最低気温)の度合いによって
季節の進みを実感する人が多い。
その意味ではまだ季節料理メニューへの反応はやや鈍い。
おでんや野菜スープ、ポトフなど、
比較的ヘルシーなメニューや、
非和食(パン、パスタ、中華惣菜など)を中心として、
バリエーション豊富な売り場づくりを行いたい。
「食欲の秋」、
食欲が旺盛であることに間違いはない。
西日本や北日本など、
早ければ週末から気温が下がり始める。
週末は鍋物料理特集なども良さそう。
爆発的に需要が高まる期待あり。
【10月第3週 (10/15~10/21)のお天気予測とMDポイント】
ようやくこの時期らしい寒気
ようやくこの時期らしい寒気が
日本列島上空に流れ込み、
気温は全国的に平年並みか平年を若干下回りそうだ。
北日本・東日本では2カ月ぶりに平年並みとなる。
逆に、ここ最近、気温が平年並みかやや低めの状態が続いていた
南西諸島では平年より若干高めの予想。
東北地方の平野部付近まで
朝晩の気温が10℃を割り込む気温となりそう。
10℃は商売上の目安気温の1つ。
気温が10℃を割り込むようになると、
人は外出時に冬物コートを着る割合が急激に高まるため、
冬物コートの実需要がピークを迎える。
あわせて冬物メニューである鍋物料理系食材も、
年間ピーク水準に向けて急拡大の頃。
前週末に引き続き、鍋物特売週間に!
<By 常盤勝美>