Nov.2週/北暖西冷の気温分布 3週/状況変わらず
【11月第2週(11/5~11/11)のお天気予測とMDポイント】
北暖西冷の気温分布
前週は冬型の気圧配置となり、
関東でも木枯らし1号が吹くかと期待されたが、
結局2日(金)は風速がわずかに足らず、
木枯らし1号の条件を満たさなかった。
順調に季節が進んでいるかと思いきや、
季節の進みが感じられるのは西日本中心。
引き続き偏西風の蛇行が発生しており、
日本上空への寒気の流れ込みは西回り。
西日本では例年を上回る
冷え込みとなりやすい状況は続いている。
しかしその寒気が北日本・東日本を
通過する頃には規模が縮小しており、
最低気温を中心に、平年より高い状態が続いている。
一般に偏西風の蛇行は一朝一夕には解消せず、
北日本では冷え込みが弱く、
西日本では平年並みかやや低い気温の状態が
今後もしばらく続く。
北暖西冷の気温分布。
天気の方でも、
北日本は偏西風蛇行の影響を受ける。
日本付近を通過する低気圧が、
日本の東の低気圧で速度を落とすため、
すっきりと天気が回復する間もなく
次の気圧の谷の影響を受ける。
その繰り返しで北日本は
ぐずついた天気の日が多い。
東日本~西日本では周期的に
天気が崩れるサイクル。
おおむね月曜日頃天気が崩れるサイクル。
地域によって±1日程度のブレも考えられるが。
週末の11日(日)は天気が崩れそう。
その直前の10(土)は西から天気が下り坂だが、
何とかほぼ全国的に天気もちそう。
10日(土)は六曜も良いため、
七五三のお祝いで賑わいそう。
オードブルなど、お祝い系アイテムが
最大のチャンス。
【11月第3週(11/12~11/18)のお天気予測とMDポイント】
前週と状況変わらず
偏西風が蛇行はずーっと続くわけではなく、
徐々に解消するが、時間がかかる。
この期間もまだ前週と同様の天候パターンが
予想される。
北暖西冷の天候分布。
太平洋側での空気の乾燥が顕著になる頃なので、
乾燥対策グッズの販促強化を。
例年11月下旬に強い寒気がやってきて、
インフルエンザの本格的な流行が
どこかの地域で始まる。
そのための準備需要の喚起を。
マスク、のど飴などがテッパンアイテム。
それ以外にもリップクリームや
スキンケアクリーム、保湿剤、加湿器、
入浴剤、しょうが(湯)なども販促強化しよう。
<By 常盤勝美>