Dec.4週/一旦寒気緩む 5週/クリスマス寒波
【12月第4週(12/17~12/23)のお天気予測とMDポイント】
一旦寒気緩む
先週末以来、その前まで続いていた
全国的な厳しい冷え込みは一旦解消し、
気温が平年を上回る日も見られている。
これは上空の強い寒気が抜けたため。
今週は上空に寒気が襲来しても
平年並みかやや弱い程度の規模。
よって、冷え込みはあっても、弱いあるいは一時的。
次の寒波がやって来るまで、
寒気の流れ込みは一段落する。
今週のトピックは、21日(金)頃に
日本付近を通過する低気圧。
コースがまだ判然としない。
現時点での最も確からしい予報によると
低気圧は日本海を通過するコース。
その場合は東北以南で南寄りの風となるため、
それらの地方で天気が崩れても、
それほど冷たい雨や雪にはならない。
一方、もし低気圧が日本の南を通過するコースとなった場合、
全般に北~北東の風が吹くため、
関東以西では冷たい雨や雪となる。
上述のように、現時点では、
前者の予報となっているが、まだ微妙な判断。
19日(水)頃になればほぼ低気圧のコースは
正確に予想できるようになるので、
発注判断等はなるべくぎりぎりまで粘ってほしい。
その低気圧通過後、強い冬型の気圧配置となり、
上空には第一級の寒波が流れ込む。
クリスマス寒波。
クリスマス商戦は、大いににぎわいそう。
ちなみに、東京都の多くの公立学校では
25日(火)が終業式だが、
通常24日(今年は曜日の関係で21日(金))に
終業式を迎える地域も多く、
今週末は冬休みに入って早速の3連休となる。
スキー場などもにぎわいそう。
今週はそのようなウィンターレジャー関連の
業界・売り場も大きな売上げが期待できそう。
【12月第5週(12/24~12/30)のお天気予測とMDポイント】
クリスマス寒波
基本的には強い冬型の気圧配置が続いて
日本海側では雪、太平洋側では乾燥した晴天が続く。
寒気の吹き出しが強いため、
太平洋側の地方でも、仙台平野や濃尾平野、
四国西部、九州西部などで雪の可能性あり。
舞う程度であれば関東南部・南西諸島以外の
広い範囲で雪の可能性あり。
気温は平年を下回る状態が続く。
日本海側の地方ではまとまった雪による
交通遮断等にも注意を。
物流混乱の可能性あり。
現時点ではまだ、クリスマス寒波が
一段落するタイミングは読めない。
クリスマスが過ぎれば、すぐさま年越しの準備とあわただしい。
この時期は売れ筋と天気との関連性はそれほど大きくない。
しいて言えば、
穏やかな陽気になることがあれば大掃除日和。
関連商品の売上げが大きく伸びる程度。
<By 常盤勝美>
2 件のコメント
良く分かりました。有り難う御座います^^
寒気好き 様
ご愛読いただき、ありがとうございます。ご参考になさってください。
ちなみに21(金)~22(土)にかけての天気の崩れ、気象庁発表の
最新の予報では北海道を除いてあまり気温低くない予想となって
いますが、南風の入るタイミングがまだ不透明のため、全般に
降り始めは冷たい雨で、気温が上がるのはそれから少し遅れてに
なる可能性があります(関東内陸部などでは22日はずっと気温低め
の可能性も)。悩ましい状況です。