Jan.1週/東日本では穏やかな正月 2週/断続的に寒気
【1月第1週(12/31~1/6)のお天気予測とMDポイント】
東日本では比較的穏やかな正月
この1週間、冬型の気圧配置が続く。
日本海側では北陸以北で雪が降りやすく、
太平洋側では乾燥した晴天の日が多い。
冬型が強まる大晦日~元日は
北日本の日本海側を中心に吹雪となるが、
今回の寒気は先般のクリスマス寒波ほどの強さはなく、
極端な寒さが続くほどではない。
平年をやや下回る気温。
関東だけは寒気の入り込みがやや弱く、
日中平年並みの水準まで気温が上がる日がありそう。
平年と比べればやや厳しい寒さの正月かもしれないが、
前週に比べれば幾分過ごしやすい。
太平洋側中心に初売りで賑わいそう。
次の全国的な天気の崩れは、早くて週末。
ここ1カ月近く、土曜日頃に天気が崩れるサイクルが続いている。
それにより慢性的な客数伸び悩みの店舗があるかもしれないが、
まだこのサイクルは続く見通しなので、
週末をターゲットとした来店促進の手段を講じる必要がありそう。
太平洋側中心に空気の乾燥が続けば、
乾燥状態を好むノロウィルスやインフルエンザウィルスの
活動が活発な状態も続くため、
引き続き手洗い・うがいの励行による感染予防を。
【1月第2週(1/7~1/13)のお天気予測とMDポイント】
断続的に寒気
強い寒気のサイクルはおおむね1カ月間隔のため、
次の第一級寒波が襲来するまでは少し間がある。
しかし小規模の寒気は断続的に日本列島上空にやってくる。
気温は全国的に平年よりやや低め。
厳しい寒さが続く。
ただ極端な低温ではない。
1カ月予報では、
西日本で前年並みの寒さ、
東日本では前年ほどの寒さにはならない予想。
1月5日の小寒以降、
2月3日の節分(立春の前日)までが寒の内。
暦の上で年間最も寒い時期に突入するが、
平年値に見る寒さのピークは1月末で、もう少し先。
ただ、鍋物料理にはそろそろ飽きがくるころ。
人間の体がだいぶ寒さ慣れしたこともあり、
通常の食生活でも十分体温が維持できる
体のメカニズムが完成されている。
いわゆる定番料理系メニュー(ハンバーグや野菜炒めなど)への
回帰現象がみられる。
携帯カイロなどやマスクなどの消耗品は
引き続き消耗が激しく、高い売上水準を維持しそう。
欠品に注意。
最後に、本年も大変お世話になりました。
また来年も宜しくお願い致します。
<By 常盤勝美>