Feb.2週/6日(水)の雪に注意 3週/西日本中心に高め
【2月第2週(2/4~2/10)のお天気予測とMDポイント】
6日(水)の雪に注意
2日(土)は各地でこの時期としては
記録的な高温を観測した。
東京の最高気温は20.9℃まで上がった。
東京では4月28日の最高気温平年値がちょうど20.9℃。
つまり、4月下旬並みの陽気だったということになる。
実は気象庁が発表する1か月予報の
1週間は、土曜日始まり~金曜日にかけての
7日間を区切りとしている。
すなわち、今発表されている
直近の1か月予報の1週目の予報対象期間は
2月2日(土)~8日(金)までの7日間なので、
土曜日の高温は週刊予報の中にすでに反映されている。
2日(土)の東京の最高気温は平年より11.2℃も高かったため、
たとえ残りの6日間の気温がずっと平年より1℃低い気温だったとしても、
1週目の気温は平年より高かったということになる。
気象庁発表の1か月予報では、北海道を除き、
1週目の予報が平年並みか高めの予報となっている。
すでに1週目の気温が平年より高めというのはほぼ確定。
しかし今週ずっと気温の高い状態が続くわけではない。
むしろ平年並みかやや低めの日が多い予想。
今週最大のポイントは6日(水)の天気である。
日本の南を低気圧が通過する影響で、
東北から南の各地で天気が崩れる。
上空の気温が十分低いため、
東日本では南部沿岸部を除いて、雪の可能性が高い。
中部~中国地方の内陸部でも雪の可能性がある。
もちろん、東北・北陸地方は全般に雪。
ただ低気圧の発達はそれほどでもないため、
積雪は都心平野部で数cm程度と予想される。
関東では数cmでも十分大雪と言える。
よって、6日は大雪に注意。
ただし、1月14日(月)の大雪から比べれば
降る量は少ない見通し。
雪の降る日はコンビニを中心に
大きなビジネスチャンスが生まれる。
菓子パン類やホット飲料系など、少し強気にいきたい。
【2月第3週(2/11~2/17)のお天気予測とMDポイント】
西日本中心に気温は高め
前週に引き続き、
上空には強い寒気の南下はない。
寒気が頻繁にやって来ても影響を受けるのは北日本中心。
西日本では平年より気温が高め。
東日本でも平年並みかやや高めの見通し。
特に週後半を中心に高温傾向となる確率が高い。
多少冒険的な見解だが、期間半ば頃、
春一番が吹く可能性もある。
再三、この場でも解説しているとおり、
一般的に寒く感じるときは甘い物を欲しがり、
暑く感じるときは酸っぱい物あるいは辛い物を
欲しがるという味覚傾向がある。
2月14日のバレンタインデーでチョコレートが大量消費され、
多くの国民が甘い物に対して多少飽きの感情を抱き始める。
ちょうどその頃から気候的にも暖かく感じる日が多くなるため、
味覚に大きな変化が生じる。
酸味に関心が高まる。
また、苦味に対する関心が高まる時期でもある。
草の芽を天ぷらにしたお惣菜やつくだ煮など、
季節の風物詩的な意味合いもかねて、
積極的におすすめしたい。
<By 常盤勝美>